décembre 2008アーカイブ

クリスマス

フランスでは一年の一大イベントといっても過言ではないクリスマス。

日本のお正月と同じく、家族で集うのが習慣となっている。

12月に入ると、クリスマスモードが盛り上がる。

プレゼントや、食事のメニューなどに頭を捻る時間も増えてくる。

クリスマスの定番といえば、フォアグラ、ホタテ、チキンの丸焼きとブッシュ・ド・ノエル。

アペリティフから始まって、デザートにたどり着く頃には、お腹がいっぱい。

セーブしながら食べても、カロリー摂取がすごーく多くなるので要注意(^^;)

今年もプレゼント選びは、何にしようかと色々悩み、週末はお買い物に精を出した。

こんな時の強い見方がデパート。

色々なものが一気に見れて、アイデアをもらうことができるから。

好評だったのが、トリュフ入りパスタ。

パスタ好きなおじさん家族へのプレゼントはこのパスタをメインにした、イタリアンの詰め合わせ。

物珍しさもあって、喜んでもらえたよう。

また、おばさんへのスチール製のインテリアフラワーもなかなかうけたよう。

それぞれ気に入ってもらえたようで、一安心。

次のイベントは、カウントダウン。

それまでのわずかな間、ちょっと食事を抑えて、また次のカロリー摂取に控えねば(笑)。

クリスマスクッキー

クリスマス前の最後の週末。

プレゼントの準備もだいたい目処がついたので、今日はお家でクリスマスクッキー作り。

とういうのも、プレゼント探しをしていた時に、ちょうどいいクッキー型を見つけたので。

それにしても、型抜きクッキーを作ったのは、すっごく久しぶり。

おそらく、十ウン年ぶりでしょう(笑)。

もちろん、これもいつもと通り、混ぜるだけ。

出来上がったクッキー生地を寝かせている間に、プレゼントのラッピング。

ラッピングって、破るためなだから無駄といえば無駄なもの。

だけど、やっぱり楽しんだな♪

ラッピングが終わったら、再びクッキーの続き。

冷蔵庫で寝かせておいた生地を伸ばして、型抜き。

これも、工作してるようで、結構楽しいのだな。

今回は薄めにしたので、焼き上がりも早かった。

ちょっと焼けすぎの部分もあるけど、まぁこれもお家作なのでありでしょう。

小麦粉と砂糖とバターと卵。

配合次第で色々な種類のお菓子ができるのが、なんだか不思議で面白い。




クッキー




***************

材料
小麦粉 200g
ベーキングパウダー 小さじ1/3杯
砂糖 70g
卵 1個
バター 100g
バニラエッセンス 少々


作り方
1)小麦粉とベーキングパウダーをボールに入れて、泡だて器で混ぜる。

2)別のバターを入れて、電子レンジに10秒ほどかける。

3)軟らかくなったバターに砂糖を入れて、泡だて器で混ぜる。

4)3に卵、バニラエッセンスを入れて混ぜる。

5)4に1の小麦粉類を入れて混ぜる。

6)5で出来上がった生地をラップに包んで、冷蔵庫で30分以上寝かす。

7)型を抜いて、160度のオーブンで焼く。
焼き時間は、厚みによりますが、10-15分が目安。



スト

月曜日から3日間続いたスト。

といっても影響があるのは、パリではRERやTransilienなどの一部の路線だけ。

とくにパリの市内交通RATPは全く関係ない。

パリに行ってしまえば、ストなんてあるの?状態。

なぜかというと、いつも通りSNCFのストだから。

まったくもーーーーー、牛が50頭くらい並ぶぞ。

しかも突然月曜日からスタート。

駅に着いたらホームはすごい人でごったがえし、この寒空の下20分以上待たされた。

おまけにギュウギュウ詰めで、電車は大遅れ、社内の雰囲気は最悪。

今日なんて、ストな上にトラブルも重なって、通勤に2時間近くかかったし(T0T)

なんでこうB線は乱れが多いんだか!

夏のバカンスが終わってから、朝はすごく時間がかかるようになった。

10分、20分遅れなんて、めずらしくない。

なんせ、普通に着く方が珍しいっていう状況。

あぁ、SNCFがRATP並みになるのはいつのことやら...。


コロッケ

昨日はクリスマスプレゼントの買出しにパリへ。

12月はクリスマスに向けて、日曜日もお店が開いているので、

今日もプレゼントを買いに行こうと思っていた。

が、寒いし、雨は降ってるし、人は多いし...。

昨日にコリて、今日はお家でのんびりとすることにした。

まずは、朝ごはんに、最近の週末の日課パンケーキ作り。

先々週の作り方の、卵白泡立てなしバージョンで。

それでもフンワリしっとりのパンケーキが完成。

お昼ごはんにはコロッケを。

昨晩タコスをしたひき肉が残っていたので、具はをれを使用。

じゃがいもを茹で、潰して、混ぜるだけ。

時間はちょっとかかるけど、簡単簡単。

夜ご飯は昨日の夜から漬け込んでおいた豚のロースト。

デザートの林檎のタルトも手作り。

それから頂き物のカボチャ一個を、ポタージュスープのベースになるピュレにした。

二人用で、たっぷり4食分のピュレが完成。

平日は家に着いたら8時前後のことが多いので、夜ご飯はささっと出来るものになってしまう。

そんな訳で、今日はのんびり時間をかけてごはんの準備。

もちろん、コロッケもスープも冷凍して平日備え。




コロッケ



ピカソと巨匠展

| コメント(2)
現在Grand Palaisで行われている特別展示Picasso et les Maitresへ行ってきた。

これは、ピカソがインスピレーションを得た巨匠たちの絵画とピカソの作品を比較展示したもの。

国内外の美術館や個人所蔵の作品210点を集めた大規模な企画。

確かにこの企画はオモシロイ。

ピカソが再現したオリジナル作品とピカソの作品を対比した展示。

同じテーマが全く異なる作品として並んでいる。

これらを比較しながら同時に眺めるなんて、もう2度と実現できないとも言われている。

この前代未聞の特別展示は、もちろん大盛況でチケットなしだと入場まで3時間待ち!

なので、事前にチケットを購入することをお勧め。

チケットは30分単位の時間制で入場するようになっている。

これだと、多少の待ち時間はあっても、かなりスムーズに入場できる。

ただし、この日付も結構週末なんかは1ヶ月先まで埋まっていたりする。

空き状況は、販売サイトによって違うので、あきらめずにチェックしましょう。



picasso

Picasso et les Maitres
期間:09年2月2日まで
開館時間:10時?22時(木曜のみ20時まで、12月24、31日日は18時まで)
休館日:毎週火曜日、12月25日
料金:12ユーロ(割引料金8ユーロ)
場所:Grand Palais Galeries Nationales
メトロ:Ligne1,9-Franklin-Roosevelt、Ligne1,13Champs-Élysées-Clemenceau

シャッター雨戸

フランスで、ほとんどの家にあるVoletsという雨戸。

両面に開く鎧戸タイプのvolets batteantsとシャッタータイプのvolets roulants

の2タイプがある。

もちろん美観の意味もあるが、それ以上に実用的に活躍している。

まずは何といっても、防犯にもってこい。

フランスの保険では、この雨戸を閉めてなければ不在中の補償がおりないこともある。

それから、暑い夏は日中閉めて暑さを妨げ、寒い冬は夜間に閉めることで冷気を妨げる。

お家の設備としては必須アイテムの一つなのだ。

我が家のVoletsはシャッタータイプのVolets roulantsで手動で開け閉めしていた。

で、相方の希望により、この手動式を電動式にした。

もちろん日曜大工が得意な我が相方親子、機材を購入して自分たちで取り付け。

幸い、相方パパのお友達が、雨戸や門、窓や扉なんかの販売、設置をしている。

このお友達に希望を伝えて、必要な機材を揃えてもらった。

私も詳しいメカニズムは知りませんが、言ってみると、トイレットペーパーと同じ。

シャッター式の雨戸は中に芯があって、その周りに雨戸が巻きついている。

その芯に雨戸の一番上の端っこを繋いで、芯を回す事で雨戸を上げ下げする。

で、この手動式の上げ下げを自動にするには、モーター付の芯に変更するのだ。

という訳で、まずは雨戸が収まっている部分を開いて、手動式の芯を取り外す。


volet1


まずは雨戸が収まっている部分を開いて、手動式の芯を取り出す。

取り出してしまうと、中はスッカラカン。

それから、モーター付の芯を取り付けようとしたところ問題が発生。

取り付け金具の形とサイズが違うの、設置ができないのだ。

さてさて、この問題を解決するのに、頭を捻る職人親子(笑)。

最初っからハコを開いて写真を撮って、お友達の業者さんに送ってたら、

解決策も提供してくれたのに...といいつつ、悩む二人。

これに結構時間がかかったので、初日に設置できたのは、6つのうちの1つだけ。

それでも、解決策を見つけるんですな。


volet2


結局、木製の板に芯の取り付け金具をとりつけて、枠に取り付けた。

もう一方には、穴を開けた金属板を取り付けて固定。

いやぁ、よくそういうアイデアが思い浮かぶもんだ。

こういうリフォームを自分の手で手がけるDIY達人は、なんやかやと実現するんだな。

そうして、モーター付の芯を設置して、芯に雨戸を取り付けたのが下の写真。

それにしても芯と雨戸の繋ぎの強度の違いにビックリ!

手動式の(写真一番上の長細いの)は、こんな貧弱なアルミの板だけで引っ付いてたのか、

と驚いたけど、電動式の頑丈な繋ぎ(写真下の白いクリップのようなもの)にもビックリ(笑)。

こりゃ、壊れませんね、確かに。


volet3


結局、3日かかって6つの雨戸に取り付け完了。

いやぁ、よくがんばりました!

リモコンで開閉が出来てとっても楽。

おまけに相方の希望で、自動開閉をプログラムできるリモコンも購入。

もちろん、何時に明けて、何時に閉めるなんてプログラムは自分でしないといけないけど、

何もしなくても朝は雨戸が空いてて、夜は雨戸が閉まっている。

いやぁ、確かに便利、だけど、なくても良かったんですがね。

こういうのが好きなんですな、うちの相方。

まあ仕事柄、相方にとっては玩具に近いのかもしれない。

...高価な玩具なのでちょいと厄介だけど、まあ実用的なので、許すとしよう。


脚立

念願のものを入手した。

色気がないけど、それが今回のタイトルの脚立。

キッチンを初めとして、お風呂場やクローゼットなど、我が家には結構高い位置に収納がある。

が、私の身長では、当然、届かない。

まあ、うちの相方は長身なので、普段はやってもらっている。

が、毎日使うキッチンは、頼むのも結構めんどう。

一人のときはあの手この手でなんとかしてきた。

が、やっぱり脚立が欲しいなぁーとかれこれしばらく思っていた。

といっても、小さなアパートなので、スッキリ収めまる折りたたみが欲しかった。

折々お店でみていたけど、なかなか見つからなかった。

まず、折りたたみというのが、とても少ない。

大抵のものは、子供用の踏み台のようなもので、収納に場所をとる。

いくつかあった折りたたみのものは、いかにも工事用のメタルもの。

しかも、たたんでも、幅が結構あって、かなりゴッツイもの。

と、植物を買いに行ったいつもの園芸屋さんTruffautで、たまたま見つけたのがこちら。



脚立1脚立2















見た目もなかなか可愛らしいし、なによりスマート!

場所とらずなので、スッと隙間に収まってくれる。

それなのに、耐久重量100Kg!!

もちろん即購入。

と、その1週間後に通りかかると、すでに売り場には半分くらいしか残っていない。

ほほほ、意外と同じ悩みを持つ人が多かったのかも、ホホホ。

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