juin 2011アーカイブ

ローマ 市街

ローマって、結構こじんまりした街で、市街はほぼ徒歩で移動できる。

時々、地下鉄やメトロを使ったけど、一日券を使う程乗り物に乗ることはあまりない。

時間がなかったり、疲れた時は乗り物もありだけど、街歩きは徒歩が一番。

歩いてないと出会えない素敵な小道や街角、そんな風景がローマには沢山ある。

街が小さいので、気がつけば次の地区に到着、なんてことも多々。

そして、個人的にビックリしたのが、概して街が綺麗!

観光地の公共のトイレも綺麗。

もちろん、ここは近寄ってはいけない地区だな、ってな所も所々あった。

ただ、街の中心や観光スポットには、お巡りさんも沢山いて、夜でも安心して回ることができる。

はっきり言って、フランス(パリ)は負けているのでは。

4泊ではまだまだ回りきれないので、そのうちまた再訪したい。



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ヴァチカンからほど近いサンタンジェロ城。
見晴らしを除いて、城内は、、、あまり見所はないので、外観を楽しめばいいかな。
トイレが綺麗なローマにあって、かなりイマイチだった点も、評価ダウンの一因。


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昼も夜も賑やかなナボーナ広場。
広場回りのカフェで雰囲気に浸るのも悪くない。


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ローマといえばトレビの泉。
夜のお散歩時にぜひぜひ足をのばしたいポイント。


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こちらは昼間のトレビの泉。
昼も夜も、狭い広場前は大混雑。


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カンピドリオ広場前の階段。
ローマの丘の中で一番高いだけあって、この広場と、その裏手からのローマ遺跡の眺めは最高。


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サン・ピエトロ・イン・ヴェンコリ教会の見所、ミケランジェロのモーセ像。
ムキムキの筋肉は、今にも動き出しそう。


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ローマの下町トラステヴェレ地区のサンタ・マリア・イン・トラステヴェレ教会。
黄金のドームの醸し出す不思議な雰囲気が漂う。


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ボルゲーゼ公園からのローマ市街は、ぜひおススメ。
大小の教会が至る所にあり、日常の一部となっているのが良く分かる。


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こちらもローマきっての観光名所スペイン広場の階段。
階段に座ってのんびりする人でいっぱい。

ローマ ヴァチカン

ローマのなかにある独立国家ヴァチカン。

ローマに行ってここに行かないというのは、ありえないでしょう。

バスや路面電車、地下鉄はローマ市内と同じ線なので、移動は楽チン。

私たちは、メトロを利用。

駅に着くと、ヴァチカンはこちら、っていう標識もあるので、迷うことなし。

というか、人の流れに乗ってしまえば、行きつく先はヴァチカン(笑。

長い行列も、見た目よりは早く入場できるので、それほど心配なし。

それとは逆に、ヴァチカン美術館の入り口は、サンピエトロ広場とは離れていてちょっとわかり難い。

といっても、ヴァチカンの壁沿いに歩いていけばつくので迷うこともないだろうけど。

サンピエトロ寺院とヴァチカン美術館の規模の大きさ、建物や貯蔵物見事さは脱帽!


ただ、あまりに立派すぎて、宗教の総本山であるヴァチカンの財力に、宗教の本来の姿ってこういうことか、とゲッソリしてしまう。

それに加えて、天井を見上げていることがほとんどなので、首痛になってしまった。。。


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映像で見る通り、まん丸いサンピエトロ広場。
なん時にも人、人、人。


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サンピエトロ大聖堂へのアクセルは、寺院に向かって右側。
広場をほぼ一周している行列でも、1時間も待たない。


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カトリックの総本山だけあって、超巨大な大聖堂は、見所沢山。
建築、彫像、装飾、壁画、天井画と見所満点。


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聖堂内部に入って、すぐ右側にある、ミケランジェロのピエタ像。
骨格や筋肉など、生々しい質感。


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ヴァチカン美術館も大理石の床、柱、彫像、装飾と見所満載。
とっても広く、作品も多いので、見て回るにはたっぷり時間が必要。


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教会というと薄暗いというイメージがあったけど、ヴァチカンは対照的。
ヴァチカン美術館には、色鮮やかな装飾、絵画が多い。


ローマ 遺跡

ローマの旧市街の中心にあるコロッセオとフォロロマーノ。

バスや車が行きかう大通りの間に、悠然とそびえ立つ。

今も昔も変わらず輝く太陽の下、古の姿を想像しつつのんびりお散歩。



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真青の空に浮かぶコロッセオ。


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巨大なコロッセオの中では、人は豆粒状態。


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こちらも広大なフォロロマーノ。


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凱旋門の彫刻は、フォロロマーノの敷地外の歩道からの方が良く見れる。


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彫像のエスプリであるかのようにようなかもめがちょこり。


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緑の多いパラティーノの丘。


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ヴェネチア広場近くのトラヤヌスの記念碑。

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見事な彫刻は、一見の価値あり。

ローマ ご飯

旅行の大きなポイント、ご飯。

かといって、高級レストランに食べに行くことが目的ではない。

トラットリアなんかのお手軽な定食屋さん。

ということで、宿でも、早速質問したのが、ご飯エリア(笑)。

フランス、特にパリは、庶民が普通に美味しく外食しようとすると高くつく。

とくに、そこそこの金額(20-30ユーロ)を払っても、ガッカリすることもシバシバ。

パリ圏では、お手軽に美味しいものを食べるには、フランス料理以外というのが定番。

イタリアンも同じで、フランスで食べると、ガッカリ率が高い。

好みの問題なのかもしれないが、まずは、パスタが茹で過ぎ。

ソースも、なんだかねぇ。。。

ピザも生地がパンっぽく分厚いものが多く、全体的にコッテリ気味。

その上、値段も本場イタリアに比べると高い。

そんな感じなので、ごく稀に、フランスで美味しいイタリアンに当たると、ビックリする!

そんなこんがありつつ、最後の決め手。

昨年のシチリア旅行、食にあまり期待せず出発したせいもあるけど、思った以上に美味しいものに当たって大感激。

そのせいもあって、今回は、最初から淡い期待を胸に出発!

が、期待しすぎると、感動がないんだなぁぁぁ。。。

決してマズイわけではなく、パスタやピザは基本的に美味しい。

が、感激するほどではない。

ただ、唯一感激したのは、ワインバーのグラスワイン。

お店から溢れだした人たちの、楽しそうに賑わうこの雰囲気が◎。

この時点で点数がUPしているのだが、肝心のワインもパリでは、ハウスワイン価格以下の一杯3-4ユーロとお手頃なのに、とっても美味しいかった。



*****
コロッセオ地区
コロッセオからサンクレモン寺院の間にある、この界隈は複数のレストランがあり。
B&BのオーナーLauraさんによると、この辺りはお手頃な価格で美味しいものが食べれるお店がちょこちょこあり、これより中心街に行くと値段がUPするとのこと。

Luzzi
Via Di San Giovanni In Laterano 88
コロッセオ近くの超手頃なトラットリア。
場所柄、夕方など食事時間外などでも食事可能で、食事時間になると大賑わい。
ピザなど6ユーロ前後から。

Papagio
Via Capo D'Africa 26
新鮮な魚介がメインのリストランテは、味もサービスも◎。
イタリアで嬉しいのは、フランスにないタコが食べれること。
ということで、こちらでもタコを選択。
メインが20ユーロ前後と若干高めだけど、サービス、味、値段の満足感はあり。


*****
モンティ地区
グラスを片手に店先から溢れた人で賑わうワインバーを良くみかけたのはこの辺り。
この楽しそうな風景を目の当たりにすると、勝手にテンションが上がる(笑)。

La Carbonara
Via Panisperna 214
超有名定食屋さんカルボナーラはいつも満席で、店内は熱気ムンムン。
要予約のようで、1時間半程待たないといけなかったので、ワインバーへ。
どれもお手頃価格で、味もそつなし。
看板メニューのカルボナーラは6ユーロ、手打ちパスタも6-10ユーロ。
値段と味のバランスはなかなか良いのでは。

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Al vino Al vino
Via dei Serpenti 19
夕食前に一杯をひっかける人で、店の外まで溢れ返っているワインバー。
どうもこれは、ローマの日常の風景のもよう。
店に溢れだして、ワインを片手にお喋りしている人で大盛況。
それにつられて、我々も夕食前に一杯。
グラスワインは一杯3ユーロからと、超お手頃な上、美味しい!

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ナヴォーナ広場地区
時間を問わず沢山の人で溢れ返るナヴォーナ広場周辺にはカフェ、レストランが沢山。
で、その近くにはローマ風で有名なピザ屋さんが2件。
どちらも、簡素な定食屋的な作りで、ゆっくり食事とはいかないけど、ワイワイガヤガヤ、ビール片手にサッとピザっていうのも悪くない。

Baffeto
Via del governo vecchio 114
ローマ風の薄いサックリピザで、地元でも有名なピザ屋さんの1件。
予約が出来ないので、お店の前には行列、店内はほぼ相席。
ピザは5-10ユーロとお手頃で、1枚でお腹いっぱい。
なんせ待ち人が多いので、ゆっくりと食事をすることは不可能。

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ヴェネチア広場地区

La Bottega Del Vino Di Anacleto Bleve
Via S Maria del Pianto
ユダヤ人街のすぐ側にあるワイン屋さんにテーブルを置いた簡易(?)レストラン。
ワインだけでなく、チーズやハムなども販売しており、レストランでもそれを提供。
サラダやチーズ、ハムの盛り合わせなど、シンプルでありつつ美味しい。
もちろん、グラスワインも◎。

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トラステルヴェ地区
ローマの下町トラステルヴェ地区は、安くておいしいトラットリアが集まるそう。
夜になると、どこのお店も、お客さんで賑わっていた。

Da Lucia
Vicolo del Mattonato 2/B
庶民的な食堂といった感じで、メニューは基本的なもので、それほど多くない。
シンプルな凝らない家庭料理といった感じで、味は濃いめ。
手作り感のあるデザートは、家庭的な味で◎。
味も値段も庶民的で、こちらも味と値段のバランスはOK。

ローマ 出発

気がつけば5月も終わり、6月も半ば。

忙しいと、気がつけば、あっという間に日付がたってしまう。

公私とも忙しかった理由の一つは、4泊5日でローマの休日。

ローマといえば、何といってもヘップバーンのローマの休日。

それから、全ての道はローマに続く、と言われた古代ローマ帝国の遺跡。

そして、カトリックの総本山ヴァチカン。

街そのものが2000年以上の歴史を今に伝える、まさに永遠の都。

今回は、ラッキーな事にとても超お買い得かかくで手配できた。

飛行機は、VuelingEasy Jetかで迷っていたら、最後の最後にVoyage SNCFのサイトで偶然みつけたイベリア航空

といってもVuelingとイベリアのコードシェア便なので、機体はVuelingのもの。

パリのオルリー空港からローマのフィウミチーノ空港への直行便往復が二人で185ユーロ。

チケット自体も安かったしVuelingと有料の荷物も、イベリアでは無料!

宿泊もB&Bにしたので、一泊朝食付きで90ユーロ。

もちろん、これも二人でのお値段。

個人宅にあるお部屋で、3部屋をB&Bにしているとのこと。

玄関を開けてお家に入るので、鍵は入口の門と玄関、部屋の3つをもらう。

地階がキッチン、ダイニング、大家さんのお部屋で、2階が貸し部屋になっていて、不便もわずらわしさも一切なし。

到着すると、オーナーのLauraさんが出迎えてくれ、観光や交通などの説明してくれる。

質問をすれば、なんでも気さくに教えてくれる。

泊まった部屋は、シンプルだけど感じのいい落ち着いたインテリアで、もちろんとっても清潔。

お部屋もベットも、全てゆったりサイズ。

浴槽はないけど、広々したプライベートバストイレにクローゼット。

お部屋の掃除と、タオル、シーツ類は、2日に一回交換。

アメニティー類は、液体ソープのみでシャンプーな一日分のみだったけど、そこは見込んで持って行っていたので問題なし。

朝食は、シンプルに、食パンとクロワッサン、バター、ジャム、ゆで卵、オレンジジュース、ヨーグルト。

コーヒーは、朝からエスプレッソマシーンで、美味しいモーニングコーヒーを準備してくれ、感激。

もちろん、濃いイタリア式エスプレッソではないけど、それでも人によっては濃すぎるらしいが、我々は美味しくいただいた。

立地は、どちらかといえば落ち着いた住宅街といった雰囲気。

最寄の地下鉄の駅から徒歩5分程、テルミニ駅やコロッセオは徒歩15-20分程。

静かでありつつ、なかなか便利な場所。

そして、クレジットカードで支払いできるのも便利。

ちょっとした誤算は、あまり下調べをしてなくて、空港からローマ市内へバスで移動したこと。

安いし、ゆったりしているのはいんだけど、市内に近づくと渋滞が多く、予想以上に時間がかかった。

それ以外は、どこをとっても申し分なし。


Aldebaran B&B
Via Luigi Luzzatti 19 - Roma
Metro LineA Manzoni駅から徒歩5分程

ローマ観光局Turismo Roma

メトロ、バス、トラムATAC
1回券
(バストラム75分間有効、メトロ1回のみ) 1ユーロ
1日券 4ユーロ

空港バスBusshutlle
片道8ユーロ 往復14ユーロ

観光パスRoma Pass
3日有効25ユーロ
添付リストの美術館、博物館2か所無料と割引料金適用
期間中の市内メトロ、バス、トラム無料
インターネット、空港、市内の観光案内所で購入可能


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