août 2011アーカイブ

レストラン パリ Fleur de sel

モンパルナスから程遠くない所にあるフレンチレストランFleur de sel。

場所柄騒々しいかと思えば、駅からちょっと離れているのもあり、夜はひっそりとしている。

店内は、ビストロといった雰囲気で、意外と広く、夏場はテラス席もあるよう。

このレストランのおススメは夜。

なぜなら、前菜+メイン+デザートのメニューが25ユーロ前後と良心的。

しかも、このお値段で、食材の内容と下ごしらえ、ボリュームを考えると、かなりお値打ち。

メインに頼んだエビの鉄板焼きは、大振りのエビがタップリ。

味付けは、塩胡椒とシンプルに、その分エビの味がしっかりして◎。

味はちょっと濃いめだけど、火の通し加減は私好みで、大満足。

サービスも付かず離れず心地よい距離で、絶妙のタイミングで料理を運んできてくれる。


価格と質を考えると、結構おススメ。


Fleur de sel
32 boulevard Montparnasse Paris15
定休日 土曜昼、日曜

鯛飯

スーパーでDorade Royaleがお買い得になっていたので、鯛飯にしてみた。

内臓と鱗は売り場でとってもらったけど、鱗はやっぱり残っているのでお家でお掃除。

魚の臭み消しも兼ねて長ネギを一緒に炊いて、仕上げにはゴマをちらしてみた。

まずは、鯛丸々登場させる為、鍋ごと食卓へ。

が、食べる為には身を解さないといけないので、すぐさま退散。

半身はお皿に持って、半身は解してご飯と混ぜる。

パフォーマンスも味も好評だった。



Dorade


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材料
鯛 1尾
米 3カップ

だし汁 3カップ (昆布)
醤油 大さじ3
酒 大さじ3
長ネギ 1本
白ゴマ 適量
浅葱 適量

作り方

1)昆布から出汁ををとり、使った昆布は後で使うので取っておく

2)鯛をバーベキューで軽く焼き、長ねぎを荒みじん切りにする

3)鍋に米を入れ、その上に出汁をとった昆布を敷き鯛を置で、長ねぎをちらす

4)中火で沸騰させ、ちょっと火を弱くして15分前後炊く

5)炊き上がったらゴマと浅葱をちらし、10分程蒸らして出来上がり



携帯電話

昔々はなくて当然だったのに、在ることに慣れ過ぎてしまったもの。

そんな一つが携帯電話。

あることが当たり前になりすぎて、ない時に不便を感じてしまう。

さてさて、今年の夏休みは日本へ。

フランスの携帯も3G機能がついているものは、国際電話機能をオンにすれば日本でもそのまま使える。

ただ、当然のことながら通話料はとってーも高い。

おまけに3G機能付きの月の基本料も、けっこう高い。

私は携帯をそれほど使う訳ではないので、基本料は最低限で十分。

そんなこんなで、フランスの携帯をそのまま日本で使うという案は却下。

そんな訳で、色々比較した結果、プリペイド携帯を購入することにした。

日本でプリペイド携帯サービスがあるのは、ソフトバンクauの2社のみ。

という訳で、意外と選択肢がないんですな。

初期費用が安いことと、Eメールが使えるという点から、ソフトバンクを選択。

プリモバイル携帯の購入はソフトバンクのオンラインショッピングで可能だが、購入するには、本人確認書類を送付しないといけない。

本人確認書類とは、免許証やパスポートなどのいわゆる身分証明書類で、申し込みの住所と同じもか、なければ住所を証明できるものが必要。

オンラインショッピングの場合、送付方法は、インターネットのダウンロード、Fax、郵送が選択できるけど、簡単のはインターネットのダウンロード。

本人確認書類をデジカメなどで写真をとり、それを送るだけ。

支払方法は、カード払いと代金引換の選択可能なので、代引を選択。

ただし、携帯だけを購入しても電話はできず、本体と一緒に、プリペイドカードを購入しないといけない。

それから、電話には充電器がついてないので、それも一緒に購入。

ソフトバンク標準の充電器は、プラグさえあれば海外でもそのまま使える点が◎

めんどうなのが、これらをまとめて一括で注文できないこと。

荷物が3回に分かれて届くし、充電器だけだと小額で送料がかかっりと、イマイチ。

ただ、注文から配達までに、どの商品も5日以内に届くというスピーディーぶり。

それからもう一つのネックは、実家に行く前に、寄り道をするのでその時に携帯が欲しいかった。

なので、ドキドキしつつ携帯をフランスに送ってもらったら、無事到着(^ー^)Y

さすが日本の携帯、軽くて、見やすくて、使い心地が良く、細部の作りまで気が回っている。

ウキウキしながら充電して、電源をオン。

といっても、もちろん電話は使えない。

そもそも、プリモバイルは海外にいて電話を使えないし、一番最初は、日本にいないと使用開始できない。

というのは、1400にダイヤルし、プリペイドカードに記載されている番号を登録しないといけないから。

それでも、電話に関係ない機能であれば使えるだろうと思ったら、これも使えないものが多い。

例えば、カメラが使えなかったり、呼び出し音の設定を変えることはできても、選ぶ為に聞くことはできない、などなど。

さすが、SIMロック解除が遅れている日本の、おまけにソフトバンクの電話だよな。

このへんは、ちょっとやりすぎじゃないのかなぁ。。。

という訳で、実際に使い始めるのは日本に戻ってから。

さてさて、久々に使う日本の携帯の使い心地はいかがなものか。

ちょっぴり楽しみ。



mobile


和菓子 TORAYA

むちゃむちゃ和菓子党というわけではないけど、嫌いではない。

なんで、ごくごくたまーに、むしょーに和菓子が食べたくなることがある。

わらび餅や、白玉団子とか、簡単なものは作ってみたり。

会社でも、時々、日本からのお土産スイーツのご相伴にあずかったり。

だけど、たまに和菓子熱がウズウズしてしまうんだな。

年に1回あるかどうかだけど、どうしても和菓子が食べたくなったらパリの虎屋さんへ。

ただ、値段が張るので、ほんの味見程度でしか買わないけど。。。

それでも、気分が満たされて、満足満足。

今年の夏休みは日本に行くので、お買い物リストに入れなきゃ。



Toraya


TORAYA
10, rue St Florentin  Paris01
月-土曜 10h30-19h

Tarte aux Quetsches

春から秋にかけて、相方パパの味の濃い野菜や果物が手に入る素敵な季節。

今回は、クエッチと呼ばれる、濃い紫色のプラムのタルト。

オーガニックなので、大きさはバラバラだし、たまーに果物の中に住人もいるけど(笑。

果物自体の味がしかっリしているので、余分な物を入れる必要がないのも◎。



quetsches


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材料
クエッチ 適量
タルト生地(pâte feuilletée) 1つ

砂糖 少々
フィンガービスケット(boudoir) 5-6本

作り方

1)クエッチを洗い、半分に切り、種をとる

2)タルト生地にフィンガービスケットを砕いて、散りばめる

3)2のタルト生地にクエッチを並べ、砂糖をふりかける

4)200度で40分程焼いて、出来上がり


眼鏡

久々に眼鏡を新調した。

こないだ作ったのは、おそらく3年程前。

フランスでは、眼鏡は医療器具ととして、レンズはセキュ(国民健康保険)でカバーさせる。

ただし、カバー額はとってーも小額なので、それだけでは当然眼鏡なんて買えず、ほぼ自腹となる。

もちろんフレームは対象外なので、これまた自腹。

そんな訳なので、ここで登場するのが、ミュチュエル。

この『自腹』の部分をカバーために任意で加入する共済健康保険である。

いくらカバーさせるかは契約書などに書いてあるけど、電話で金額を聞くのが一番手っ取り早い。

ということで、私も電話をして、何がいくら払戻しされるかを確認。

フランスのめんどくさいシステムに従って、

1)眼科医で診察をうけて、処方箋をもらう

2)それを持って、メガネ屋さんで眼鏡を購入

って、こういう風に書くと、それほどめんどくさくなさそうでしょう??

ところが、まず眼科医の診察の、アポ取りの為にTEL。

パリ近郊では、1、2週間後にアポが取れることもあるけど、地方だと半年待ちなんてのもざら。

それから、メガネ屋さんも、大きなチェーン店でなければ、レンズのストックがないことが多い。

なので、メガネを受け取る為に、もう一度メガネ屋さんに行くことになる。

これは、コンタクトも基本的に同じ流れ。

おまけに、メガネは付けてみてしっくりこなければ、微調整に出向かないといけない。

ステップは単純そうなんだけど、結構めんどくさい。

さてさて、今回は、初めて日本のメガネ屋さんを利用してみることにした。

というのが、私は渡仏以来、今回を含めて3人の眼科医の診察をうけた。

一番最初の眼科医は、しっかり診察してくれ、かなりズバズバ言うけど、アドバイスも的確。

ネックはアポが取り難くて、最初のアポは1カ月以上待たないといけなかったのと、残念ながら、引っ越してとっても行き難くなって通わなくなってしまった。

次の眼科医は以前の職場の近所で、おまけにTEL当日にアポが取れた。

が、処方箋でもらった度数は、かなり適当だったようで、出来上がったメガネはイマイチ。。。

メガネ屋さんで再検診してもらった結果、全然違う度数のメガネが仕上がった。

そんなこともあったので、今回の眼科医は、知り合いに紹介してもらった。

アポは2週間程でとれて、いざ行ってみると、検眼などはきちんとしてくれる。

が、コンタクトの処方箋となると、今まで使っていたのは何?と同じものをだすから、とのとこ。

なんだ、それ。。。

ま、使い慣れたモデルを変えると違和感があるということなんだろうけど。

ただ、ハードからソフトに変えたいんですけど、どちらでも好きなのをどうぞと。

でも、ハードの方が目にいんですよね、最近疲れ芽気味だしと言うと、まあ、そうですね、それじゃあ、必要な処方箋全部だしておくから、と。

融通がきくというか、適当というか。。。

そんな経験から、コンタクトもメガネも、メガネ屋さんでちゃんと検診してくれる所で買いたいなぁと。

ただ、フランスでは、最近増えてきたけど、最初から検診してメガネを作ってくれるメガネ屋さんは少ない。

コンタクトにいたっては、さらに少ない。

とうことで、購入前に検診してくれる日系のメガネ屋さんで買うことにした。

あと、フランス系だと、鼻低な私には、快適でありながら気に入ったメガネがなかなか見つからない、という悩みもあるし。。。

パリにある日系のメガネ屋さんといえば、有名チェーンのパリミキと独立系かなうメガネ

ただ、パリミキは有名ブランド系のフレームばかりで、フレームがかなりの高額、という話をきいていた。

さらに、検診をする人は1人しかいないので、アポをとらないといけないとのこと。

あ、また、フランスシステムだわぁ。。。

かなうメガネにも問い合わせしてみると、いつでもどうぞ、と気さくなお答え(笑。

という訳で、ルーブル近くにあるお店へ。

小さなお店の奥には、作業デスクと、日本のメガネ屋さんにある検針装置、左右の壁にはメガネのフレーム。

愛想の良いご主人が、検診をしつつ色々と説明をしてくれる。

メガネの検診は、一昼夜はコンタクトをはずした状態でないと正しく検診できないとのこと。

また、コンタクトは、日本では欧州より標準直径が小さいので、こちらサイズだと不快感を感じることが多いのだという。

処方箋は9.6mmだったが、実際に使っていたのは9.2mmということで、アドバイスに従ってこのサイズを選択した。

フレームの主流は200ユーロから250ユーロと良心的な価格で、種類もそこそこ。

メガネも顔や、目の形や度数による歪み、好みなんかから、選択肢のアドバイスをくれる。

費用の清算は、お店に全額支払って、セキュやミュチュエルへの払戻しするという方法なので、自己負担金の計算や、手続き方法も教えてくれる。

1時間半ほどかかって、無事、メガネのフレーム、レンズ、コンタクトの選択完了。

一週間後、出来上がったメガネとコンタクトの引き取りとお支払い。


2回払いなど分割も可能だそうなので、必要であれば相談してみるのも良いのでは。


出来上がったメガネ、今までとフレームも度数もすっかりリニューアルできて大満足。

次回作るときも、またお願いしよう。

ちなみに、日本ではメガネを買ったら本人がお店に全額払うけど、フランスでは、セキュとミュチュエルの払戻し金額を除いた、自己負担額だけを払うメガネ屋さんも多い。

Tier Payantというシステムで、薬局でよくお金を払わず薬を買えるのがこれ。

セキュで払い戻しされる薬を買う場合、薬局では薬の金額から、セキュの払い戻し額の差額だけ支払う。

ただし、ミュチュエルに加入している場合、自己負担部分が、契約に基づいた金額まで払戻しされる。

さらに、ミュチュエルにTier Payantがある場合、ミュチュエルのカバー部分が薬局に直接支払われる。

という訳で、全額カバーされていれば、薬局でお金を支払う必要がないので、お金を払わず薬を買うことができるのだ。

チェーン店などを代表にこのシステムを採用しているメガネ屋さんも多い。

これはミュチュエルの契約条件に含まれていることと、お店がそのシステムに加入していることが条件。

なので、メガネの場合も薬局同様、支払不要のこともあるが、メガネの場合は金額がピンキリなだけに、セキュとミュチュエルのカバー額から足が出てしまうことが多い。

で、Tier Payantというのは、その足の部分だけを支払えばOK。

ミュチュエルのカバー内容は、契約内容によって千差万別。

例えば、メガネやコンタクトの場合、よくあるのが、払戻しは年に1回のみ。

またセキュでの払戻しが可能なものだけしかミュチュエルしか払戻しされない場合、メガネのフレームはカバーされないし、コンタクトはかなり強い矯正度でなければカバーされないということになる。

高額な歯科治療やメガネ、コンタクトは、見積もりをとって、事前にミュチュエルの合意が必要な場合もある。

ミュチュエルに加入している場合は、購入前に、条件をよーくチェックしましょう。



lunettes
正面から見ると落ち着いた茶色。
が、横から見るとピンクと緑の二層になっている点がお気に入り。


かなうメガネ
6, rue de l'Echelle  Paris01
月‐土曜 10h30-19h
14h30-15h頃はお昼休みをしていることが多いそう

Gateau au chololat ガトー・ショコラ

残り物の卵とフロマージュ・ブロンを使うべく何を作ろうかと思案。

と、フロマージュ・ブロン入りのガトーショコラというのを見つけた。

ただ、見つけたレシピは、小麦粉なしのしっとりタイプ。

私はケーキ生地っぽい質感が欲しかったので、何となくでレシピを変更。

と、外側はサックリ、中はふんわりしつつ、しっとりタイプの、食べたかった生地に出来上がった。


chocolat


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材料 24cm丸型
板チョコ(Chololat noir) 200g
バター 60g
フロマージュ・ブロン 250g
卵 3個
*砂糖 90g
*コーンスターチ(Maizena) 30g
*小麦粉(T45) 45g
*ベーキングパウダー 1/2袋

作り方
1)チョコレートを湯煎にかけて溶かす

2)溶けたチョコレートにバターを入れて溶かす

3)フロマージュ・ブロンに粉類(*)を全て入れて、泡立て器でかき混ぜる

4)卵黄を溶かしたチョコレートに入れ混ぜる

5)卵白を泡立てて、メレンゲを作る

6)3に4のチョコレートを入れて混ぜる

7)6にメレンゲの半分を入れしっかり混ぜ、残りを入れザックリ混ぜる

8)160度に温めたオーブンで約45分焼いて出来上がり


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