novembre 2010アーカイブ

エッセンシャルオイル

BIOショップで見かけた芳香用のエッシェンシャルオイル。

お気に入りはやっぱりリフレッシュ効果のあるシトラス系。

買う前は抵抗していた相方も、今ではお気に入り。

ロウソクの淡い光もリラックス効果大。




オイル



リンゴケーキ

秋の味覚とはよく言ったもの。

相方のパパご自慢の家庭菜園でとれた野菜と果物をいただいてきた。

どれも、形はいびつで、多少、虫に食われていたりするけど、今はやりの無農薬。

調理用のりんご、まずはリンゴ入りバターケーキに。

大きなかぼちゃは、まるまる一個をポタージュ用のピュレに。

その日に食べるもの以外は、小分けにして冷凍。

平日の帰りが遅くなった時の、お助かりメニュー。

さてさて、次は胡桃で何を作ろうかな。



tarte


シチリア島 Villa Romana del Casale

シチリア島中央のPiazza Armerina(ピアッツア・アルメリーナ)にあるVilla Romana del Casale(カザーレ別荘跡)。

ローマ時代の貴族の別荘後で、土砂崩れのおかげで保存状態の良いモザイクが残ったんだそう。

残念ながら、2011年春まで修復工事中とあって、見れる部分はほんの少し。

おまけに、平日月曜から金曜までは午後3時から5時、週末は午前9時から午後5時と開館時間が短いので、どこかほかの場所のついでに行く方が良いかも。

ちょっとやっかいではあるけど、色鮮やかで表情豊かなモザイクは一見の価値あり。



villa romana1
狩りや戦闘など戦いをテーマにしたものが多い


villa romana2
動物のモザイクも沢山あり


villa romana3
川遊びする天使の子供たち


シチリア島 Agrigento

シチリア島南部にあるアグリジェント。

ここには、古代ギリシャ人により築かれた神殿跡が残っている。

神殿の続く丘からは、乾いた大地と青い空、地中海が広がる気持ちのいい風景が広がる。

これが神殿?と思うようなものもあれば、世界で最も保存状態が良いと言われるものもある。

ギリシャ神殿を訪れたのは今回が初めてだったので、とにかくその規模にビックリ。

ビルがギュウギュウに並んだ新市街が見えるのが玉に瑕だけど、それでも目の前に広がる風景に、ちょっと古の時代を想像してみたり。

燦々と降り注ぐ太陽の下に広がる神殿群は、遺跡を全て回るには5キロ以上のお散歩。

しっかり歩く準備と、太陽対策、水分補給が必須。

また神殿群の近くにある国立考古学博物館には、多くの発掘品が保存されており興味深い。

博物館テラスから眺める神殿群全体も見ごたえあり。



agrigento2

瓦礫の中から修復されたというディオスクリ神殿。
西側の駐車場から入いると、まずここに到着する。


agrigento
神殿の谷の真中程にあるコンコルディア神殿。
ドーリア式神殿としては、世界で最も保存状態が良いと言われている。


agrigento3
丘の東側、高台にあるヘラ神殿。


シチリア島 Etona

シチリアには、ヨーロッパ最大の活火山Etona(エトナ山)がある。

標高3326mあるエトナ山。

エトナ山に登るには北側と南側からのアクセスが可能とのこと。

そのうち、南側には標高1900m付近のロープウェイ乗り場まで車でアクセス可能。

そこから、2600m地点までロープウェイで登り、さらにオプションで、4DWのバスで3000m付近まで登ることが可能。

ロープウェイ乗り場までの道は、かなりの急勾配。


その道をクネクネ登って着いたロープウェイ乗り場は、すでにかなりの標高だけあって、かなり寒いので、防寒具が必要。

ロープウェイで2600m地点まで登ると、さらに寒い!

さらに、4DWのバスで3000m付近まで登る場合は、サンダルではなくしっかり歩ける靴(可能であればハイキングシューズ)が必要。

というのも、4DWのバスで登った場合、ガイドさんについてクレーターを訪れることが出来る。

雲の上にあるクレーターから見上げると、青い空に突き出すエトナの山頂。

眼下に広がるのは大きなクレーターをいくつももった山麓。

ちょっと値段は張る(55ユーロ/人)けど、登る価値はあり。

そのあとは、エトナ山麓のエトナ山公園をドライブ。

火山灰からなる豊かな土壌を持つ広大な敷地に生い茂る木々。

道すがら沢山みかけるのは、キノコ狩りに来ている地元の人。

生物の気配のなかった山頂とは、うって変わったのどかな風景。

山頂だけでなく、エトナ山州立公園をのんびり回るのもおすすめなり。



Etona1
エトナ山南口のロープウェイ。
冬場はスキー場に返信する模様。


Etona2
ロープウェイ終点から4DWに乗り換えてさらに登頂。
元気な人は徒歩でここまで来ることも可能。

Etona3
クレーターの風景は、どこぞの惑星のよう。

シチリア島 Taormina3

ヨーロッパでは、リゾート地として知られるタオルミナ。

おかげで、多くのレストランでは、少なくとも英語のメニューがあることが多い。

また、イタリアの多くのレストランでは席代として一人1,5から2,5ユーロ必要。

びっくりしたのは、夜の7時前からレストランが開店していること!

これは、フランスではまずありえないので、ちょっとビックリしたが、お腹が空いている時はうれしい限り。


料理は、新鮮な魚貝類、アルデンテのパスタなど、嬉しくなるものばかり。


ただし、どれもヴォリュームが満点で、かなり過食状態になっていた。。。

逆に、ワインはカラフで注文すると、ガッカリすることが多かった。

偶然辿り着いたタオルミナのレストランで、気に入ったものをご紹介。


Ristorante IL DELFINO
Angelo Mare di Cingari Aurelio, Taormina Mazzaro
マッサロ湾、タオルミナへのロープーウェイ口近くにある魚貝レストラン。
湾を眺めながら、テラスで食べる料理は、シンプルながら新鮮で悪くない。
ただし、蚊には要注意。

Ristorante LA BOTTE
Santa Dominica saquare 4, Taormina
タオルミナの中心、ギリシャ劇場からもそれ程遠くないシシリア伝統料理のレストラン。
素敵な室内も悪くないけど、やはりテラスでの食事が気持ちいい。
シンプルなメニューも外れなく、どれも新鮮で美味しい。
サービスも嫌味がなくスピーディーでスマート。

Pizzaria Villa Zuccaro

Piazza Carmine 5, Taormina
タオルミナの中心、ドォーモ広場近くにあるピザ屋さん。
レストランの雰囲気も良く、広いテラスで食事することも可能。
窯で焼かれる熱々のピザは、種類も豊富で、値段も8ユーロ弱からとお手頃。
ピザ生地も具材との組み合わせも最高で、とても食べ切れないヴォリュームのピザ。
すっごく空腹で行ったのに、完食はできなかった。

Trattoria Pizzaria ANTONIO
Via Crocefisso 4, Taormina
タオルミナ中心地を海の間にあるトラットリア。
手頃な値段で、ピザ、パスタ、メインとどれも新鮮で美味しい。
が、ヴォリュームが半端ではないので、欲張ると後が辛いかも。
車がないとちょっとアクセスが難しいのが難点。

シチリア島 Taormina2

シシリア島滞在の拠点にしたタオルミナ。

ただし、タオルミナの街自体の観光であれば一日も必要ないかもしれない。

ここは、街を観光するというよりは、街や海、近郊の村なんかでのんびりする、といった過ごし方をする街だと思う。

今回、私が訪れてて気に行った場所をご紹介。


- Taormina -

古代ギリシャやローマ時代の遺跡を持つタオルミナの観光メインスポットは、おそらくTeatro Greco(ギリシャ劇場)

ただ、個人的には、街の中心にある4月9日広場市民公園がお気に入り。

どちらも市民の憩いの場でありながら、観光客もしっかり受け入れてくれる。

高台にあるので眺めが最高であるのと、時間帯によって全く違った顔になるところも、この二つの場所のお気に入りの点かもしれない。

taormina5
高台にあるタオルミナ。


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タオルミナのギリシャ劇場は、今も現役。


taormina7
市民公園をのんびり散歩したあとは、日没を鑑賞。


taormina8
夜のタオルミナの街の散歩は、昼間と雰囲気が全く違う。


- Castelmola -

タオルミナの背後、標高500m程の所にある小さな村Castelmola(カステルモーラ)

タオルミナから車でクネクネと登ってついたこの村は、まるで天空の街といった感じ。

小さな村の小道をのんびり散策するのも悪くない。

帰り道には、タオルミナとカステルモーラの間にあるタオル山にある城塞とマドンナ・デッラ・ロッカ教会に寄り道。

どちらも残念ながら中には入れなかったけど、ここから見上げるカステルモーラの風景は格別。

castelmola1
カステルモーラの入口にある広場。
街を散策する小道のスタートもここから。


castelmola2
タオル山にある城塞(右)とマドンナデッラロッカ教会(左)。
崖の上に突き出したかのよう。


- Gole dell'Alcantara-

タオルミナ近郊にあるGole dell'Alcantara(アルカンターラ渓谷)は、とっても気に入った場所の一つ。

渓谷の遊歩道は整備されているので、のんびり散歩するにはもってこい。

渓谷の散歩が終わったら、いよいよ川へ。

透き通った透明の水は、とっても冷たいけど、太陽に照らされながら冷たい川の中をザクザク歩くのは最高に気持ちいい。

水着になって全身浸かっている人もいたけど、真夏ならまだしも、さすがにこの時期、寒すぎるだろう、と思いつつ。

入場料は渓谷のみが8ユーロ、渓谷と長靴付川の横断が18ユーロ。

渓谷のみの8ユーロでも、川に行って、自分で川を渡れます。

ただし、川に入れるのは9月末までで、その場合は、ビーチサンダルなどを持って行く方がいいでしょう。


alcantara1
半身長靴をはいて、川を横断するグループ。
ちょっと冷たいけど、パンツを捲くって、ザブザブ歩くのも気持ちいい。


alcantara2
半身長靴をはいて、川を横断するグループ。
ちょっと冷たいけど、パンツを捲くって、ザブザブ歩くのも気持ちいい。


シチリア島 Taormina

ヴルカーノの次に向かったのがシシリアきっての観光地Taormina(タオルミナ)。

Milazzo(ミラッツォ)に預けておいたレンタカーを引き取って、タオルミナに向けて出発。

残りの期間は、タオルミナに滞在して、天気によって行く場所を変えた。

シシリアに来た目的の一つが、なんといっても海。

ということで、こちらもプライベートビーチのあるAtahotel Capotaorminaに滞在した。

ところが朝は曇り気味なので海はパス、と思って別の場所に行くと、晴天。

こんな日が3日程続いた後、やっと朝から晴天に恵まれたので、ビーチを満喫。

小石の並ぶビーチと岩肌に作られたプールがあり、プール側からは梯子で海にアクセス可能。

透明度が高くいエメラルドグリーンの海は、本当に綺麗。

波が高いのはネックだが、こんなことは大したことはない。

問題は、クラゲ、しかも半端の量じゃない、大量のクラゲ。

生まれて初めて、こんなに沢山のクラゲを見た、というクラゲの山、山、山。

小さいものが大半だけど、中には数十センチに及ぶ特大クラゲも。

波打ち際から数メートルはなれた地点で、クラゲに取り囲まれてしまい、抜け道が見つからない。

スピードをつけて、クラゲの間を縫って、無事、ビーチに辿り着いた時は、一安心。

10月初めでも天気が良ければ、かなり暑くなるので、十分に泳げる。

ただし、水温は下がり始めているので、長時間泳ぐという訳にはいかないけど。

クラゲさえいなければ、もっともっと長居していたかった海の中だけど、クラゲに囲まれて退散。

ただ、ビーチにいると、また海に入りたくなって、海に向かう、と、またクラゲに囲まれて。。。

海が綺麗でそそられるだけに、この大量のクラゲが残念。

そんな時は、プールもあるので、そちらでくつろぐのも有り。

またサボテンが沢山の広い庭は、あまり人がいなくて、静かに過ごすことが出来る。

プール側もビーチ側も、どちらも綺麗な海と風景を眺めながらのんびりするには、かなりいいの環境。



taormina1
朝食をとるテラスからの眺め。
エトナ山を眺めながらの朝食はなかなか悪くない。


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ホテルのプライベートビーチは、崖の下にあるコジンマリしている。


taormina3
透明な綺麗な海は魅力的、だけど、大量のクラゲに注意!


taormina4
部屋のテラスからは、イゾラ・ベッラ湾を望める。
のんびりリゾート滞在するにも、悪くないロケーション。


Atahotel Capotaormina
Via Nazionale 105, Taormina
広ーい部屋にとバスルーム、オーシャンビューのテラスがあって、超快適。
キングサイズのベットh、広々心地いい。
クローゼットルームが部屋と別なので、長期滞在で、荷物がちらかる心配なし。
古い建物をリニューアルしているようなので、廊下の話声が気になるが、二重扉を閉めれば問題なし。
数に限りはあるけど、無料駐車場があるのも魅力的。

シチリア島 Vulcano

シシリアに着いてまず向かったのが、Isole Eolie(エオリエ諸島)のVulcano(ヴルカーノ)。

7つの島から成り立つエオリエ諸島は、島によって雰囲気が全然違う。

ヴルカーノ島は、火山と温泉があるということなので、ここに決定した。

島のメイン観光ポイントは、Milazzo(ミラッツォ)からの船が到着する港Porto de Levante周辺に集中。

港の正面には、島のこじんまりしたメインストリートでレストランやカフェ、お土産屋さんや薬局、スーパーが並ぶ。

レンタルサイクルやバイク、クルージングなんかも沢山ある。

海沿いの道を下ると、硫黄の匂いがプンプンしてきて、すぐに泥沼温泉と海水温泉に到着。

山沿いに向かって進むと、今も白い煙をモクモクと吐く火山Vulcano della Fossa(ヴルカーノ・デッラ・フォッサ)に到着する。

私たちが滞在した3日間は、残念ながら、天気に恵まれたとはいえない。

風が強くて気温も低め、天気もコロコロ変わって、晴れたかと思えば雨が降ったり。

それでも、かなり充実した滞在ができて、大満足だった。

何といっても、良かったのは、火山の登頂。

といっても、標高391mなので、片道1時間から1時間半でガイドさんなしで簡単に登ることができる。

この火山の面白いところは、最初は黒い岩肌が、途中から赤い粘土質になり、最後に茶色の乾いたクレーターに到着する。

山頂のクレーターでは、噴煙の間近で体験できる。

噴煙の真っただ中に行くこともでき、火山を身をもって体感できるし、山頂からの眺めは最高。

が、山頂はかなり風が強く、風向きによっては、噴煙で視界が奪われ、呼吸も難しくなるので要注意。




そして楽しみにしていた泥沼温泉。

が、ロストバゲージのせいで水着がないから入れないー!

と思っていたら、入口で水着も購入可能。

ボロイ水着で2度と着ないだろうけど、10ユーロだったので購入して温泉へ。

入場料2ユーロと貸しタオル1ユーロも支払って、簡易更衣室へ。

泥沼温泉は、見た目と違って、湯上り後のシャワーなしでも問題ない。

ただし、硫黄の匂いはプンプンしているので、洋服に匂いが移ってしまう。

噂通り入浴後は肌が乾燥するので、しっかり保湿ケアをした方が無難ではある。

海水温泉は波が高すぎて断念したが、島内や海岸沿いをブラブラ。

のんびりと楽しい滞在ができた。



Vulcano1
Vulcano della Fossa。
赤と黒のどちらの岩肌も触ると結構モロイ。


Vulcano2
Vulcano della Fossa山頂からの眺め。
青い空と海がとっても綺麗。


Vulcano3
柵も何もないので、間近で火山を観察できる。
ただし、風向きによって、突然、火山ガスに襲われるので、要注意。


Vulcano 4
温泉の温度は32度ということだけど、ちょいと肌寒い。
底は泥状になっていて、湧き出し口は暖かい。


Vulcano5
Vulcanoの玄関口 Porto de Levante。
透明な海を上から眺めると、小魚が泳いでいるのがうかがえる。


Hotel Eros
via Porto Levante 64, Vulcano
可愛らしいホテルは、庭とプライベートビーチあり、シーズン中はビーチでのんびり過ごすのもあり。
ホテルと港の送迎ミニバスがあるので、時間が合えば中心地へもバスを使える。
といっても、中心地や泥沼温泉にも近く徒歩で楽にいける。
部屋は広くて清潔、テラスからは、海とミニ火山Vulcanettoを眺めることができる。
朝食はバイキング式で、毎日同じメニューだけど、そこそこバラエティーがあって、それ程悪くない方かも。

Ristaurante DA MAURIZIO
via Provinciale 45, Vulcano
港からヴルカーノ・デッラ・フォッサに向かう道沿いにあるレストラン。
モダンな内装とは違って、メニューはクラシック。
アミューズ・ブーシュも前菜かと思うようなボリューム。
メインも新鮮な材料で丁寧に作られていて◎。
値段もお手頃、メインとカラフワイン、ミネラルウォーターにデザートを頼んで、二人で35ユーロ。

CONAD
街の中心にあるスーパー。
午後1時半から4時迄お昼休みだけど、夜は8時までで、日曜日も営業ととっても便利。

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