janvier 2013アーカイブ

マタニティー生活

あまり真面目な?妊婦生活をしていないので、知らないことがいっぱいある無知な妊婦。

が、その分、あんまり不安もないので、のん気な妊婦。

最近は自覚してきたけど、よく聞かれて困ったのが今何週目?とか何か月?とか聞かれた時。

ええーっと、多分○○か月くらい、と自信なく答えていた。

今もあまり自信はないのだが、確か、いつが○○か月検診だから○○か月だ、みたいに答え方を覚えた。

いい悪いはあるけど、ま、ストレスのない生活だからいいのだ、と勝手に思っている(笑。

こんなのん気でいられるのは、つわりも何も一切なく、体調が良好だから。

食欲が増大することも、臭覚や味覚に変化もないので、食事もいつも通り。

逆に気持ち食欲が落ちたので、食べたい物を食べたい分食べても体重は増えないからラッキー、なんて思ったりしてる。

ただ今、妊娠6か月(日本では多分7か月)に突入。

お腹も出始めてきたし、胎動もしっかり感じられるようになってきて、体の変化として、妊娠してるんだと感じられるようになってきた。

そんなのん気な妊婦だけど、妊娠初期にちょっとしたハプニングがあった。

とある明け方、出血があり、さすがにびっくり。

こういう時は、とにかく安静にしないといけなかったはず、ととりあえず再び横になって過ごした。

朝の時点では出血も止まっていたが、とりあえず病院の緊急診察行くと、大したことはないがとにかく安静にと一週間のドクターストップ。

一週間後に、かかりつけの婦人科医の定期検査に行くと、まだ完全に止まっているとは言えないと、さらに二週間延長。

人生最長の3週間のドクターストップ!!

といっても、ベベに問題はないし、本人的には痛みも何も自覚症状がないので、バカンスでもないのにこんな長い休みもらっても、、、とまたのん気に構え。

その後はもちろん、出血もおさまり、母子ともにいたって順調。

今日もお腹に、ポコッポコッという動きを感じながら一日を過ごしている。

ブルターニュ旅行 その2

ソミュールで一泊した後は、ブルターニュへ出発。

今回は、南側モービオン県にある、ヴァンヌ、キブロン、カルナック、キブロンの沖にあるウア島を訪れた。

まずはモービオン湾への入り口にあたる街ヴァンヌへ到着。

古い城壁に囲まれた旧市街は、小さいながらも小道を辿りながら散策するにはちょうど良い。

旧市街はモービオン湾にも面していて、湾岸には観光局があり、ここでモービオン湾のクルージングエクスカーション等色々な情報が手に入る。

私たちもここで、Chambre d'hôteからそれほど遠くないシードル製造業者の住所を見て、そこに行ってみた。

小さな製造所で、シードルの他に、リンゴジュース、様々なタイプのリンゴ酒などをその場で試飲して、購入することができる。

また、醸造所に行く道すがらには、ガイドなどには載ってない小さな、とっても可愛らしい村を通るので、ちょっと車を降りて散策。

大きな街よりも、こういう小さな寄り道がとってもいい感じなのだ。

それから、謎の巨石群があるというカルナックへ。

こちらは観光ポイントだけあって結構な人だかりで、今は、巨石群の周りに柵があり、シーズン中は予約しないと中に入れないようになっている。

ただ、カルナックの周りにも、巨石群はちょこちょこ点在して、こちらは自由にアクセス可能。

なかには4m以上あろうかという巨石もあった。

ただ、ここに行くには、こんな所通っていいの??っていうような民家や畑の横を抜けていくので、穴場らしく、私たちの他以外は1組しかいなかった。

その近くには、小高い丘に立った小さな教会があり、ここからモービオン湾を一望できる。

ただ、今回の旅行で良かったのは、キブロンの半島の自然地区とウア島。

キブロン半島の断崖沿いに8kmに渡り遊歩道があり、波が断崖に打ち付けるのを見ながらハイキングできる。

遊歩道へのアクセスポイントの所々に無料駐車場があるので、長距離ハイキングが苦手な場合、車で移動しながらポイントを変えることも可能。

穏やかな瀬戸内海育ちの私には、圧巻の風景だったし、晴天に見舞われて最高のハイキングになった。

ウア島は、キブロン港から船で約45分の所にある小さな島。

本当は、ベルイールに行こうかと思っていたのだが、ベルイールだと島に何泊かしないともったいない、日帰りだったらウア島がいいよ、という宿のご主人のアドバイスに従い、ウア島に行くことにした。

ウア島の港近くが村の中心になっていて、島の大半は舗装されていないハイキングコースになっていて、手つかずの自然が残っている。

島を一周するハイキングコースは、一周すると15?程で色々な風景を楽しむことができるし、ほぼ平坦なので、体力に自信がなくても楽しくハイキングできる。

もちろん綺麗なビーチもちょこちょこあるので、そこでのんびりするのもあり。

ウア島に到着すると、一面に霧が残る肌寒い天気でちょっと残念だと思っていたら、午後になってびっくりするくらいの晴天。

一日中、色々な風景を楽しみながらハイキングを楽しむことができた。

村には少ないながらも宿泊施設やレストラン、カフェ、お店などがあるので、長期滞在も可能。

ただ、数が少ない分、食事時のストランは人がいっぱいなので、早めに行くか予約するべし。

また、どこの島もそうだけど、シーズン中はとても人気があるので、船の予約は必須。

私たちは、幸い前日に予約できたけど、残席残りわずかで、帰りの便は17時の便がすでに満席で、15時の便になってしまった。

それでも、一日中、美味しい空気と自然の中でハイキングできて、とっても楽しかった。

天気の良くない日が多いブルターニュだけど、今回は、ほぼ晴天に恵まれたのもラッキーだった。

次回は、ぜひベルイルまで足を延ばしたい。


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ヴァンヌの旧市街、城壁沿いの庭園。


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Carnacの巨石群は、何を意味するのかまか不思議。


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Aurayの旧市街に向かう可愛らしい小道。


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Aurayの旧市街のレストランが集まる広場は、どこも満席。


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Quiberonの自然地区の眺めは最高。


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小さな教会と可愛らしい風景が広がるSaint Cado。


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Ile de Houatでのハイキングでは、沢山のかもめに遭遇。


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見てるだけでも気持ちいIle de Houatのビーチ。


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Ile de Houatで一番大きなビーチは、船でアクセスしている人も多数。


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帰り道に寄った可愛らしいブルターニュちっくな小さな村Rochefort en Terre。


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植物がいっぱいで、古い石造りの建物とのハーモニーがとっても可愛らしい。


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ブルターニュといえばガレット。
ということで、Quiberonの中心地にあるクレープ屋さんTy restoは地元の人で大賑わい。


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デザートは当然塩キャラメルのクレープ。


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ブルターニュで宿泊したChambre d'hoôeのChambres de Kerimel


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17世紀の農場を改築して作られたとても可愛らしい民宿。


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お部屋もベットもバスルームも広々して清潔で快適。


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相変わらず民宿でのお楽しみの朝ごはんには、ブルターニュらしくクレープも。


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お手製のジャムやリンゴジュース、ヨーグルトなど内容充実でとっても美味しい。


Campagnie Océane
キブロン港からウア島、ベルイルなどに向かう船。


Chambres de Kiremel
Kiremel  56400 PLOEMEL
CarnacやAurayに程近い小さな村にある民宿で、Quiberonまでは車で約30分。
ブルターニュ地方の旅のアドバイスは宿のご主人Nicolasさんに聞くのが一番。
一泊朝食込 90・80ユーロ(ハイシーズン・ローシーズン)


Ty resto
12, place du Repos 56170 Quiberon
お値段もお手頃で、とっても美味しいガレット、クレープが食べれるクレープ屋さん。

ブルターニュ旅行 その1

さかのぼってのアップデート。

今年の夏のバカンスの前に、ブルターニュ地方へ足を伸ばしてみた。

うれしい悲鳴、素晴らしい晴天に恵まれて南ブルターニュに行って日焼けした。

ただ、家からブルターニュまでは550kmとちょっとと遠いので、途中で寄り道。

宿はブルターニュとの中間程に位置するソミュールに一泊することにして、その周りをちょっと散策することにした。

今回は、ヨーロッパ一大きいといわれる地下要塞を持つブレゼ城とヘンリー2世の墓のある巨大な修道院フォントヴロー修道院へ。

どちらも、ゆっくり歩いて回ると2、3時間はかかるのでは。

ブレゼ城は、地下道がはりめぐりくるくる探検気分で回ることができる。

ここではブドウ園を持っていて、ワインやスパークリングワインも作っているので、無料試飲や、その場で購入することもできる。

フォントブロー修道院は、かつての権力をうかがわせるとても大きな修道院。

改修工事は結構進んでいるようだけど、ただ、修道院自体には見るものがあまりないので、ガラーンとした印象。

逆に、手入れのされた広い庭でのんびり過ごすのは、晴れた日には気持ちいいだろう。

ソミュールで泊まったのはChambre d'hôteのLe Patio

かつては郵便局だったという古い建物を改装して作られた民宿は、建物の端々に時代の流れを感じる素敵な作り。

古いながらも綺麗で清潔なお宿で、インテリアも可愛らしく、ロワール川沿いの見上げればソミュール城のある好立地。

中心地までもすぐなので、食事に出かけるのも簡単。

お部屋もびっくりするくらい広々で、一泊だけだけど気持ちの良く過ごせた。


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森と畑の中に立つブレゼ城。


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お城の周りが掘られていて、まるでお堀のような作り。


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綺麗に改築されたフォントヴロー修道院。


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時代を感じるタイルが素敵なお宿の部屋。


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朝ごはんは定番のクロワッサンとバゲットをたっぷりと。


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お宿の裏からソミュール城に上る道すがらの眺め。


Château de Brézé
開館日 7,8月毎日、2-6月,9-12月火から日曜、1月は閉館
料金 大人11ユーロ 子供6ユーロ

Abbaye de Fontevraud
開館日 4-11月毎日、2,3,12月火から日曜
料金 大人9,5ユーロ 子供7ユーロ

Le Patio
31 Quai Mayaud, 49400 Saumur
1泊朝食付85ユーロ
駐車場は、宿近隣に無料の駐車スペース有るので予約の必要なし

ゴッホと広重展

なんだか、このところ、すごく寒い。

先月までの暖冬が嘘のように、この2週間ほどは日中も氷点下。。。

それでも、天気がいいならいんだけど、太陽がお目見えしたのは2日くらいで、あとは相変わらず曇り空。

おまけに、金曜日から雪が降り始めて、あたりは真っ白。

そうはいっても、一昨年の大パニックを教訓にか、幹線道路は除雪車によって綺麗に除雪されているので、大渋滞は回避されている。

ただ、だんだん、交通機関にも影響がでてきて、オルリー空港なんて公共交通でアクセス不能になってるし。。。

北に位置するくせに、相変わらず雪に弱い国だ。

と、それはおいといて、先日、 ピナコテックで行われているゴッホと広重のエクスポジションに行ってきた。

多くの印象派の画家が浮世絵の影響をうけたといわれる。

そのうちの一人ゴッホと、浮世絵師としてフランスでは知名度が高いといえない歌川広重のエクスポジションが同時開催されている。

土曜日に行ったのもあるだろうけど、広重展の方はびっくるするくらいの人、人、人。

展示数が多い上に、展示スペースに対してものすごく沢山の浮世絵が展示されている。

さらに細かな描写が多いため、一つ一つの作品に見入っている人が多いので、行列のまま流れていく感じ。

こちらは、かなり楽しめたが、作品数が多くて最後はちょっと疲れてしまった。

ゴッホの方は、展示数が少なく、スペースに余裕があるため、それほど混んでいない。

また、多くの作品がオランダのクレラー・ミュラー美術館から貸し出されていて、数年前に行ったので、残念ながら新鮮味に欠けたのがちょっと残念。



Pinacothèque de Paris
Hiroshige - L'art du voyage
28 place de la Madeleine  Paris08
Van Gogh - Rêve de Japon
8 rue Vignon Paris09
開催期間 2013年3月17日まで
開館時間 10時半?18時30分(水、金曜日のみ21時)

新年明けましておめでとうございます

すっかりご無沙汰している間に、新しい年を迎えてしまった。。。

という訳で、遅ればせながら2013年新年明けましておめでとうございます。

今年も素敵な出来事が沢山ありますように。

さてさて、しばらくご無沙汰している間に、我が家には大きな変化があった。

というのも、、、、、、、、、、、、、、我が家にコウノトリがやって来た!!!

ということで、今年は我が家に新しい家族が加わる。

フランスにやって来てもうすぐ9年、相方と出会って8年、時が経つのは早いもの。

のほほーんとしながらも、一日一日時間が流れているんだな、としみじみ。

幸いつわりも何も全くなく、いたって快調なので、妊娠しても相変わらずまったりした生活をしている。

この調子で、出産まで親子ともども快調な生活ができればなと願いつつ。



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