ブルターニュ旅行 その2

ソミュールで一泊した後は、ブルターニュへ出発。

今回は、南側モービオン県にある、ヴァンヌ、キブロン、カルナック、キブロンの沖にあるウア島を訪れた。

まずはモービオン湾への入り口にあたる街ヴァンヌへ到着。

古い城壁に囲まれた旧市街は、小さいながらも小道を辿りながら散策するにはちょうど良い。

旧市街はモービオン湾にも面していて、湾岸には観光局があり、ここでモービオン湾のクルージングエクスカーション等色々な情報が手に入る。

私たちもここで、Chambre d'hôteからそれほど遠くないシードル製造業者の住所を見て、そこに行ってみた。

小さな製造所で、シードルの他に、リンゴジュース、様々なタイプのリンゴ酒などをその場で試飲して、購入することができる。

また、醸造所に行く道すがらには、ガイドなどには載ってない小さな、とっても可愛らしい村を通るので、ちょっと車を降りて散策。

大きな街よりも、こういう小さな寄り道がとってもいい感じなのだ。

それから、謎の巨石群があるというカルナックへ。

こちらは観光ポイントだけあって結構な人だかりで、今は、巨石群の周りに柵があり、シーズン中は予約しないと中に入れないようになっている。

ただ、カルナックの周りにも、巨石群はちょこちょこ点在して、こちらは自由にアクセス可能。

なかには4m以上あろうかという巨石もあった。

ただ、ここに行くには、こんな所通っていいの??っていうような民家や畑の横を抜けていくので、穴場らしく、私たちの他以外は1組しかいなかった。

その近くには、小高い丘に立った小さな教会があり、ここからモービオン湾を一望できる。

ただ、今回の旅行で良かったのは、キブロンの半島の自然地区とウア島。

キブロン半島の断崖沿いに8kmに渡り遊歩道があり、波が断崖に打ち付けるのを見ながらハイキングできる。

遊歩道へのアクセスポイントの所々に無料駐車場があるので、長距離ハイキングが苦手な場合、車で移動しながらポイントを変えることも可能。

穏やかな瀬戸内海育ちの私には、圧巻の風景だったし、晴天に見舞われて最高のハイキングになった。

ウア島は、キブロン港から船で約45分の所にある小さな島。

本当は、ベルイールに行こうかと思っていたのだが、ベルイールだと島に何泊かしないともったいない、日帰りだったらウア島がいいよ、という宿のご主人のアドバイスに従い、ウア島に行くことにした。

ウア島の港近くが村の中心になっていて、島の大半は舗装されていないハイキングコースになっていて、手つかずの自然が残っている。

島を一周するハイキングコースは、一周すると15?程で色々な風景を楽しむことができるし、ほぼ平坦なので、体力に自信がなくても楽しくハイキングできる。

もちろん綺麗なビーチもちょこちょこあるので、そこでのんびりするのもあり。

ウア島に到着すると、一面に霧が残る肌寒い天気でちょっと残念だと思っていたら、午後になってびっくりするくらいの晴天。

一日中、色々な風景を楽しみながらハイキングを楽しむことができた。

村には少ないながらも宿泊施設やレストラン、カフェ、お店などがあるので、長期滞在も可能。

ただ、数が少ない分、食事時のストランは人がいっぱいなので、早めに行くか予約するべし。

また、どこの島もそうだけど、シーズン中はとても人気があるので、船の予約は必須。

私たちは、幸い前日に予約できたけど、残席残りわずかで、帰りの便は17時の便がすでに満席で、15時の便になってしまった。

それでも、一日中、美味しい空気と自然の中でハイキングできて、とっても楽しかった。

天気の良くない日が多いブルターニュだけど、今回は、ほぼ晴天に恵まれたのもラッキーだった。

次回は、ぜひベルイルまで足を延ばしたい。


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ヴァンヌの旧市街、城壁沿いの庭園。


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Carnacの巨石群は、何を意味するのかまか不思議。


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Aurayの旧市街に向かう可愛らしい小道。


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Aurayの旧市街のレストランが集まる広場は、どこも満席。


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Quiberonの自然地区の眺めは最高。


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小さな教会と可愛らしい風景が広がるSaint Cado。


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Ile de Houatでのハイキングでは、沢山のかもめに遭遇。


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見てるだけでも気持ちいIle de Houatのビーチ。


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Ile de Houatで一番大きなビーチは、船でアクセスしている人も多数。


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帰り道に寄った可愛らしいブルターニュちっくな小さな村Rochefort en Terre。


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植物がいっぱいで、古い石造りの建物とのハーモニーがとっても可愛らしい。


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ブルターニュといえばガレット。
ということで、Quiberonの中心地にあるクレープ屋さんTy restoは地元の人で大賑わい。


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デザートは当然塩キャラメルのクレープ。


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ブルターニュで宿泊したChambre d'hoôeのChambres de Kerimel


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17世紀の農場を改築して作られたとても可愛らしい民宿。


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お部屋もベットもバスルームも広々して清潔で快適。


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相変わらず民宿でのお楽しみの朝ごはんには、ブルターニュらしくクレープも。


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お手製のジャムやリンゴジュース、ヨーグルトなど内容充実でとっても美味しい。


Campagnie Océane
キブロン港からウア島、ベルイルなどに向かう船。


Chambres de Kiremel
Kiremel  56400 PLOEMEL
CarnacやAurayに程近い小さな村にある民宿で、Quiberonまでは車で約30分。
ブルターニュ地方の旅のアドバイスは宿のご主人Nicolasさんに聞くのが一番。
一泊朝食込 90・80ユーロ(ハイシーズン・ローシーズン)


Ty resto
12, place du Repos 56170 Quiberon
お値段もお手頃で、とっても美味しいガレット、クレープが食べれるクレープ屋さん。

この記事について

このページは、こたるが29 janvier 2013 22h49に書いた記事です。

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