juillet 2008アーカイブ

暑い夜の過ごし方

ここ数日、暑い日が続いている。

日中は晴天のおかげで30度以上に温度が上昇。

こうなってくると、いい事ばかりじゃなく、結構辛いことも多い。

何回も登場しているけど、ほんとにRERでの通勤は不快この上ない。

朝は涼しいから問題ないのだが、帰りはもうサウナ状態。

これだけで、しっかり汗をかいて、気持ちの悪いこと(×ー×)

おまけに、夏休みで本数を減らされているせいか、待ち時間と人がいつも以上に多いし...。

毎日ゲッソリしている。

そんな暑さ対策ができてないフランスの家庭では、この暑さとにどう対応するか。

基本は、日中の日差しを避け、いかに熱を取り込まない、ということ。

一日のスタートは、夜寝る前、または朝、Volets(ボレ・雨戸)を閉めるところから始まる。

これで太陽が差し込まないようにして、熱をシャットダウンする。

こうして夜帰ってくると、湿気の少ないフランスでは、室内の気温が屋外よりも低く過ごしやすい。

たいていの場合、夜は日中に比べかなり温度が下がるので、涼しくなってから窓を全開。

風通しをよくして、室内の温度を下げる、といった具合。

これで、よっぽどの熱帯夜でない限り、快適に過ごすことができる。

が、この方法で問題なのが蚊。

日本ほどではないけど、蚊がいるので、時々襲撃されてしまう。

網戸があればいいのだが、もちろんない。

正確に言うと、あるにはある。

Moustiquaireというのだが、蚊がそれ程多くないのと、美的観点からかあまり普及していない。

という訳で、どうするかというと、明りを最小限にして、蚊取りアースを使用する。

猛暑の夜は、ご近所さんも、窓を開けて、電気をついてない(暗い)お家が多い(笑)。

それから、暑い日は、夕食をテラスでとることが多い。

微風に吹かれながらの食事は、なかなか気持ちいいのだ。

食後も、テラスにガーデンチェアーを引っ張り出して、まったりする。

そんな時のお伴は、蚊避け効果のあるレモングラス入りオイルのランプ。

なんだか原始的な過ごし方だけど、結構悪くない。




夏のテラス



バーベキュー

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夏ごはんの楽しみ、バーベキュー。

屋内では出来なかったので、これも、テラス用に新たに購入した。

炭火のものが欲しかったが、諸事情により、今年は電気製を購入。

ホットプレートタイプで、プレートが複数ついていてバーベキューもできるもの。

これで、焼肉やソーセージのグリルも、煙や匂いを気にせずすることができる。

そして、バーベキューをするもう一つのメリットは、準備が楽なこと。

しかも、焼きの担当は相方なので、私は下準備だけすればよい。

という訳で、暑い夏には、まさにもってこいなのだ(→少なくとも、私には)。

今回は、相方のリクエストにより焼き鳥。

ソーセージがあったので、それも一緒に。

ビール片手に、焼き鳥をつまむ、こんな夏ご飯もいいもんだ。



バーベキュー

赤スグリ

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この週末、久々にMetzに行ってきた。

この時期にMetzに行く楽しみといえば、畑の収穫物(^ー^)

畑でとれた野菜って、形はいびつだったりもするけれど、味が濃くて美味しいのだ。

いんげんなんて、思わず茹でたままのものをパクパクつまんでしまう(笑)。

今年は、野菜の出来が全体的に上々のよう。

トマト、きゅうり、いんげん、クルジェットは既に収穫がスタート、かぼちゃも大きな実がなっている。

もう少し先の収穫になる果物では、りんご、洋ナシは豊作のよう。

逆に、去年豊作だったフランボワーズ、ミラベルは今年は期待薄のもよう。

グロセイユ(赤スグリ)はすでに食べごろで、月曜日はジャムを作るそうな。

そんな感じなので、帰りはもちろん野菜と一緒(^▽^)

ほんと、いい季節だ。

都こんぶ

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日本から、会社の元後輩が遊びに来た。

そんな彼女から、いただいたお土産のひとつが、タイトルの都こんぶ

ウン年ぶりにいただいた酸味のある味は、懐かしい~。

早々に食べきってしまった...。

これを選んだ彼女のご両親にも感謝をこめて、このタイトル(笑)。


それにしても、9日間で、スペイン&フランス各地を旅行した彼女たち。

そのスケジュールのハードさには、びっくり!

なんでも、彼女の友達は入社×年記念で、今年初めて9日連休がとれたんだそうな!!

夏のバカンス命のフランス人である相方が、仰天なのは言うまでもない。

短い時間でもめいっぱい旅を満喫しているパワフルな彼女達。

そんな旅の途中、うちまで寄り道してくれてありがとう。

おかげで、楽しい時間を過ごすことができた。

ミュチュエル

今さらだけど、やっとMutuelle(ミュチュエル)に加入した。


ミュチュエルというのは、任意の共済医療保険。


フランスで社会保険といえば、Sécurité Sociale(セキュリテ・ソシアル)


そのなかの健康保険が、Assurance Maladie(アシュロンス・マラディ)


これは、フランスに住んでいれば誰でも加入することができる。

ここでは、国民健康保険のことも、セキュ(セキュリテ・ソシアル)と表現してあります。


診察を受けた場合、セキュからの診察代の払戻しは70%て、残りの30%は自己負担となる。


ただし、この診察代とは、セキュの払戻しベース(base de remboursement)のこと。


セキュの払戻しベースより診察代が高い場合は、自己負担がさらに増えることになる。


この自己負担部分の払戻しをしてくれるのがミチュエル。


会社で団体ミュチュエルに加入していることもあるが、我社は入っていない。


ということで、遅ればせながら個人で加入することにした。


ここから先は、具体例になるので、興味のない方は飛ばしてください(笑)。


体調を崩して、一般医の診察を受けた場合。


例1

セキュの協定医(médecin conventionné)である一般医(médecin généraliste)の診察代は22ユーロ。


セキュの払戻しは、払戻しベース22ユーロ×70%-負担金1ユーロ=14.40ユーロ。


という訳で、残りの5.60ユーロが自己負担になる。


例2

同じ一般医でも、診察代が30ユーロかかった場合。


セキュの払戻しは同じく14.40ユーロなので、自己負担は15.60ユーロとなる。


例3

同じく一般医の診察を受け、治療費が40ユーロかかった場合。


セキュの払戻しは変わらず14.40ユーロなので、自己負担は25.60ユーロとなる。


さてさて、ここでミュチュエルの登場となる。


ミュチュエルは、この自己負担した部分をカバーしてくれるのだ。


が、当然、加入するコース(掛金)によってカバーされる金額が変わってくる。


ミュチュエルの払戻し表示は、よくセキュの払戻しベースのXX%となっている。


払戻し金額は、セキュの払戻しベースのXX%-セキュの払戻し金額のこと。


例えば、ミュチュエルの払戻しがセキュのベースの100%となっている場合。


ミュチュエルからの払戻し額は、22ユーロ-14.40ユーロ=5.60ユーロ。


なので、例1の場合、全額払戻しされ自己負担ナシ。


例2では15.60ユーロ-5.60ユーロ=10ユーロ、


例3では25.60ユーロ-5.60ユーロ=20ユーロが自己負担となる。


次にミュチュエルの払戻しがセキュのベースの150%の場合。


ミュチュエルからの払戻しは、22ユーロ×150%-14.60ユーロ=18.40ユーロ。


という訳で、例1は自己負担ナシ、例2も同じく自己負担ナシ、


例3は25.60ユーロ-18.40ユーロ=7.20ユーロが自己負担となる。

注)ミュチュエルの払戻し金額は、払戻し上限金額なので、自己負担金額以上に戻ってくるコトはない


ミュチュエルは色々な機関が提供していて、各社とも少なくとも3種類はコースがある。


当然、掛金が高くなるほど、払戻し金額も高くなるという仕組み。


なので、ほとんど病院のお世話にならない人は、掛金の方が高くつくので必要ない。


それなのに、フランス人の大半が加入しているのは、払戻し率の良くない歯科や眼科治療をカバーするため。


歯科も眼科も、診察代は払戻しベースが決まっている。


が、歯科の場合、かぶせ物や、差し歯などの義歯、矯正など料金が自由設定で、セキュからはほぼ払戻しがない


同じく、メガネやコンタクトも一定度数以上は払戻しの対象であるが、払戻し率は非常に低い。


そこをカバーすべく、多くの人が必要とする治療に対して一番お得なものを探して彷徨う。

この二つに関しては、年間の払戻し上限あり、ま、当然ですね。


今までそれほど医者にかかっていなかった私も、最近回数が増えてきた。


さらに、日本を発って4年、歯医者さんにも行かねばならなくなったのが、一番の理由。


色々ガタがでて来るお年頃、備えあれば憂いなし、といきたいところ。


カフェラテ

今週は、涼しい、というか下手をすれば肌寒い日が続いている。

そんなときは、あったかいカフェラテが美味しい。

クリスマスプレゼントとして購入した、コーヒーメーカー

このイタリア娘を今や上手にエスコートできるようになった相方。

しっかり牛乳をホイップして、毎日美味しいカフェラテが入れれるようになった。

最近は、インターネットで色々なコーヒー豆を購入して、お気に入りの味を探索中。

挽き方で味も舌触りも違ってくるから、豆を変えると、挽き方も調整し直し。

こんな、ちょっとメンドクサイところも、楽しみだったりする。


P1010748.JPG

ガーデンパラソル

夏になると、テラスごはんが多くなる。

日が長いヨーロッパの夏、夜10時頃まで電気なしでも問題ない。

外でごはんを食べるのが好きな我が家は、天気がよければ週末は朝からテラスごはん。

そんな時の必需品は、パラソル

この時期になると、ご近所さんでも沢山のパラソルが舞っている。

3月末くらいから、お店には屋外用のテーブルや椅子とともに、多数のパラソルも並んでいる。

サイズや形、デザインなんかの種類も豊富で、値段もピンきり。

売り場の前で悩んでいる人が多いこと(笑)。

我々もその仲間に加わって、色々なお店をはしごしてパラソルを購入。

購入ポイントは、

・テラスと同じく長方形のもの

・クラシックだけど、これがデザインがしっくりきて、丈夫な木製

・3階(日本の4階)で意外と風が強いため耐風性をUPする通風孔付き

といったところ。

それから、パラソルを使うのに忘れてならないのが、(パラソルベース)。

これも色々種類があるけど、重くてしっかりしたコンクリート製のものを購入。

これで日焼けも気にせず、安心してテラスでまったりできる。


テラス















ガーデン家具が購入可能なお店
IKEA リーゾナブルな値段で購入可、種類は少
CASTORAMA 色、デザイン、サイズ、値段と種類豊富
Leroy Merlin クラシックタイプが多
Truffaut クラシックで良質なものが多
Jardiland 大きめサイズ(庭用)が多、種類は少
Botanic 小さめサイズ(テラス用)も比較的あり
その他、大型スーパーやガーデニング店で購入可能
品薄になってきているので、購入予定の方はお急ぎを

猛暑

気が付けば、あっという間に7月。

夏のバーゲンも先週からスタートしたし、なんだか瞬く間に時間が過ぎていくよう。

それにしても、ここのところ、いい天気が続いてすっかり夏日。

気持ちいいなぁって言えたのは昨日までで、今日は暑すぎる!

もう直ぐ夜中の12時になろうかというのに、まだ26度以上ある。

おまけに風もないので、窓をあけていても涼しくない。

扇風機を回して、なんとか乗り切っている。

日本と違って非難する場所のないこの暑さ。

こんな日が続かなきゃいいけど...。

なんせ、交通機関には、冷房はもちろんない。

それどころか、開けれる窓も少ないので、朝はまだしも、帰りはもうサウナ状態(××;)

ひじょーに不快な時間となる。

おまけに、オフィスにも冷房はないは、西陽が差すわで、こちらもメチャメチャ暑い。

これじゃあ、とても仕事する状態じゃない...。

そんなこんなで、帰宅した頃にはもう汗だく。

はぁ~、猛暑にだけはならないでくれ~。




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