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レストラン パリ Kei

パリ1区、商工会議所近くのレストランKeiに行って来た。

いつも行くレストランより、ちょいとレベルUP。

産休の恩恵、プラス相方もお休みだったので、お夜よりグッとお得なランチへ行って来た。

お店は白とグレーを基調にした落ち着いた雰囲気。

隣を気にすることなく、ゆったりと食事を楽しむことができる。

メニューはComposition1と2というのがあって、内容はシェフにお任せで、メインのみ選択できる。

その為か、電話で予約の際に、食べれない物を聞かれるし、その場でも再度確認された。

1と2の違いは、1はメインを含めて計5皿+デザート、2は計7皿+デザートという構成だそう。

妊娠してからすぐにお腹いっぱいになるので、選んだのは45ユーロのComposition1。

この日のメインは、St Pierre(マトウダイ)のムニエルか、Poitrine de Porc(豚の胸肉)のグリル。

サービスの人の説明に惹かれて、二人とも豚肉にした。

どのお皿も、まずは見た目で楽しめるし、なかなか美味しかった。

クラシックなフレンチというよりは、ヌーベルフレンチというのか、どれも軽いスパイスが聞いていて、Sucré et Salé(甘&塩)の組み合わせという印象。

個人的には、もうちょっと薄味の方が嬉しいけど、フランス人向けにはこんなもんかな。

ミシュランの一つ星というのもあって期待があったせいか、イマイチ感動というのが薄かった。

もちろん、どれも美味しかったので、念のため。

また、サービスのタイミングやどの品もサービスされた時の温度は素晴らしかった。

サービススタッフには日本人の人が2人いるので、日本語で説明してもらえる。

フランスでよく言うQualité-Prix(質と値段)、期待(先入観)があると、そのレベルで考えちゃうのでしょうがない。

それから、もう一つは、個人的な基準のトイレ(笑)。

トイレに行く階段も含めて、もうちょっと手入れが行き届いてほしかったかな。

もちろん、清潔だし普通のレストランなら不満はないけど、もう少しピカピカでもよかったかも。



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一品目は今が旬、グリンピースのポタージュ。
グリンピースの味がしっかりして美味しい。


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二品目もこれまた旬のグリーンアスパラのベニエ。
柔らかすぎず硬すぎず、端から端まで美味しくいただけた。


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三品目は、林檎ゼリーがアクセントのフォアグラ。
林檎のゼリー(緑の部分)とメレンゲがアクセントになって面白い。


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四品目は、温泉卵にトマトベースのムースのせ。
トマトムーズが、もうちょっと柔らかい薄味だと良かったかなぁ。。


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メインは豚の胸肉のグリルとパルメザンチーズのクリームコロッケ。
トロットした豚肉とスパイスが、ちょっと角煮を思わせる。


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ホワイトチョコのムース、サブレの塩キャラメルソース添え、パッションフルーツボール。
ムースとシトラスのジュレの組み合わせはGood。


Restaurant KEI
5 Rue Coq Héron  Paris01
営業時間 火-土 ランチ&ディナー

レストラン パリ Kigawa

3月に日本からお友達がパリに旅行に来ていたので、一緒にご飯を食べに行った。

といっても、予定していたのが土曜の夜だったので、最初に考えていたレストランは、どこも7時半、8時は満席。

しょうがない、と第4候補を予約した所、その前に連絡していたとKigawaさんからキャンセルがありましたと連絡が入る。

こういう丁寧なサービスって、さすが日本人オーナーのレストラン♪

お店はとっても小さくて、席と席の間隔が狭くて、満席になると、場所によっては居心地良く食事できるとはいえない。

また、サービススタッフは2名のみなので、飲み物とかのサービスはスローペース。

メニューかアラカルトが選べるけど、私たちが選んだのは前菜+メイン+デザートのメニュー。

ここで、日本人連れに嬉しいのが、日本語訳が付いているので説明しなくていい点(笑。

まずは、鯖の南蛮漬け風のアミューズブッシュ。

こういう期待してない懐かしい味って結構ポイント高いんですな。

32ユーロのメニュは、前菜、メイン、デザートとも3種類の中から選べる。

私は、前菜にフォアグラのプレッセ(+6ユーロ)、メインは鴨のロースト、デザートはチョコレートスフレ(+4ユーロ)を選択。

フォアグラのプレッセは、私には、ちょっとコンパクト過ぎなのと、温度がちょっと低すぎ、量が多すぎた。

メインの鴨のローストは皮がパリパリで、とってもいい感じ。

同じメインを選択した相方、普段は皮を食べないのに美味しく完食していた。

デザートのチョコレートスフレは、熱々フワフワで外れなく美味しかった。

全体的には優しい味のクラシックフレンチで、日本人にもちょうど良い量と味という感じ。



Restaurant KIGAWA
186 Rue du Château  Paris14
営業時間 月ディナー / 水-日ランチ&ディナー

レストラン パリ さぬき屋

パリでうどん屋さんといえば、国虎屋。

行ったことがないが、美味しいという話は聞く。

が、うどんなのに(って失礼ですが)値段が高いのと、外から見る雰囲気からしてくつろげなさそうだし、行った人からも、そんな話を聞くので足が向かない。

で、もう一軒あるうどん屋さん、さぬき屋。

こちらも、国虎屋よりは少々安いが、やはり、うどんにしては高い。

が、たまたま行こうと思っていたレストランが休みだったので、通りすがったさぬき屋に行ってみることにした。

くつろげっるって感じじゃないけど、気にせずゆっくり食事できるし、居心地的自体は悪くない。

選んだのは、私はぶっかけ天ぷらうどん18ユーロ、相方はかき揚げおろしうどん。

うどんもお出しもなかなか美味しかったけど、天ぷらは、改善余地ありかな。

とはいっても、久々に食べた腰のあるうどんに大満足。



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さぬき屋
9 rue d'Argentil  Paris01
営業時間 11時半 - 22時(無休)
 

レストラン パリ Lengue

5区のサンミッシェル近くのひっそりした小道にある居酒屋Lengue。

ランチがあるということで、土曜日のお昼にいってみた。

お昼のメニューは18ユーロのお弁当。

ランチで18ユーロというのは、毎日仕様にするとちょっとハードルが高い。

ただ、たまーに行くなら、内容が納得できればいいかな、というところ。

内容的には、まさにそんな感じで、日本人好みのチョコチョコ副菜。

味のほうは、丁寧に準備された懐かしい味と、お値段には納得できる内容。

メインが豚のしょうが焼き、エビフライ、かぼちゃのコロッケ、鳥のつくね、焼き魚などお弁当チックなセレクト。

副菜は、いんげんの胡麻和え、きんぴら、茄子のお浸しやポテトサラダなど、これまた家庭の味。

これにご飯とお味噌汁付きで、ご飯はお代わり自由なので男性には嬉しいのでは。

またメニューでびっくりしたのが、アルコールの種類の多さ。

日本酒、ウイスキーもちょこっと種類があるが、とくにワインの種類の多さはびっくり。

お値段もびっくりする様なものがあり。

お昼はお客さんも少なくて、静かというか、寂しい感じがしなくもなかったが、夜がどんな雰囲気なのか気になるところ。



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ちょこちょこ色々あるのがまさに日本人には嬉しい。
安心して食べられる落ち着いた味で、美味しくいただけた。


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デザートは別料金ながら、これまたそそられる内容。
こちらはゆずと抹茶のケーキ。

Izakaya Lengue (れんげ)
31 Rue de la Parcheminerie Paris05
営業時間 火-土 12-14時 / 火-日19-23時

レストラン パリ Pomze

オスマン通りにあるレストランPomzeのテーマは、その名(の発音)の通り林檎。

林檎のオンパレードではないけど、アクセントとして料理やデザートに使われている。

入口を入るとバーがあり、林檎やシードル、カルバドスなんかも購入できる。

レストランは2階で、ゆったりしたスペースで落ち着いた雰囲気。

シェフは日本人の方なんだそうで、そのせいか味は日本人好みの濃すぎない味。

サービスも日本人の方がいるので、言葉が心配な人も問題なし。

料理は味付けのバランスも良く、盛り付けもすごく可愛らしく、目でも舌でも楽しめる。

フレンチにありがちなガッツリした量ではないけど、デザートまで食べると、しっかり満腹でおなか一杯。

面白いのは、シードルの種類が実に充実していること。

地域別、風味別にガイドも付いていて、どれにするか迷ってしまう。

夜はコースメニューのみで、前菜+メイン+デザートが33ユーロと雰囲気、味などのバランスを考えるとかなりハイレベル。

ただし、メニューの選択肢に追加料金が多いのが玉に瑕。



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アミューズブッシュは、カリッとトーストしたパンにトマトソースとパルメザンチーズ。


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フレッシュシェーブルチーズのメレンゲ添え。


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野菜のカットがどれも可愛らしいカツオのサラダ。


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フレッシュフォワグラのソテー。


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タラのムニエル風グリル。


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タルト生地とチーズ生地の間に林檎の挟まったチーズケーキ。


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フォンドンショコラも真中に林檎がいる。


Pomze
109 Bd Haussmann Paris08
営業時間(7/8月) 月-金 12時15分-14時30分/19時15分-22時30分

レストラン パリ Le Concert de cuisine

パリにある鉄板焼きレストランLe Concert de cuisine

小さなレストランには、カウンターの6席を入れても20席ちょっと。

この日は20時半頃に満席。

席数が少なく、テーブルも開店しないようなので、金、土、祝日前などは予約をした方が無難のよう。


モダンでシンプルな店内は、いたるところに清潔感あり。

メニュー構成は単純で、夜はメインが1皿か2皿のコースメニューのみ。

選択肢は前菜2つ、メインは肉、魚がそれぞれ2つ、デザートが3つと、この単純さも好感が持てる。

お肉も魚も美味しそうだったので、今回は魚と肉の両方いただける57ユーロのメニューを選択。

さすがにボリュームがあるので、デザートに辿り着いた頃はかなりお腹いっぱい。

火の通し加減はもちろん、野菜をつかった盛り付けもいい感じ。

味はベースはシンプルで美味しいのだが、私にはちょっと濃かったけど、全体のパフォーマンスはいい感じ。

ちょっと残念なのは、トイレ。

清潔なのだが、お店の雰囲気、味のバランス比べると、もう少しメンテする価値はあり。



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アミューズブッシュ一つ目は鶏のから揚げとゴマ風味のミニパイ。
揚げたてのから揚げはジューシーでいい感じ。


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アミューズブッシュ2つ目はマグロの漬け。
今時な泡ソースは柚子風味。


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前菜のはフォアグラと鰻のテリーヌ。
味のハーモニーも、オペラのような美しい見た目も素晴らしい。


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もう一つ前菜はメイン並みの立派な海老のグリル。


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お魚のメインのイカを選んだのはもちろん私。
こういうシンプルでありながら、丁寧な調理方法が日本人には嬉しい!


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相方はスズキのグリル。
普段は皮は食べない相方も、カリッと香ばしい皮を美味しくいただいた。


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牛のサーロインステーキ。
久々のサーロインは美味しいのだが、ちょっと脂身が多い。


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お肉のメインはブレスト鶏と鴨。
鶏はパルメザンチーズの入った白みそ、鴨はゴマでアクセント。


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見た目の美しいチョコレートケーキはその名も折り紙。
アイデアが素晴らしい。


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ベリー類ゼリー寄せにアイスクリーム添え。
泡のソースは味と食感の組み合わせ的には、いまいちかな。


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限られたスペースでスピーディーなシェフの動き。
タイミング良くサービスするにはアシスタントさんとの呼吸も大事。


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鉄板焼きの醍醐味は、カウンターでシェフのパフォーマンスを間近に眺めること。
料理ショーを眺めるのは、なんだか得した気分。


Le Concert de cuisine
14 rue Nélaton  Paris15
営業時間 月/土19時半-23時 火-金12時-14時/19時半-23時

レストラン パリ Fleur de sel

モンパルナスから程遠くない所にあるフレンチレストランFleur de sel。

場所柄騒々しいかと思えば、駅からちょっと離れているのもあり、夜はひっそりとしている。

店内は、ビストロといった雰囲気で、意外と広く、夏場はテラス席もあるよう。

このレストランのおススメは夜。

なぜなら、前菜+メイン+デザートのメニューが25ユーロ前後と良心的。

しかも、このお値段で、食材の内容と下ごしらえ、ボリュームを考えると、かなりお値打ち。

メインに頼んだエビの鉄板焼きは、大振りのエビがタップリ。

味付けは、塩胡椒とシンプルに、その分エビの味がしっかりして◎。

味はちょっと濃いめだけど、火の通し加減は私好みで、大満足。

サービスも付かず離れず心地よい距離で、絶妙のタイミングで料理を運んできてくれる。


価格と質を考えると、結構おススメ。


Fleur de sel
32 boulevard Montparnasse Paris15
定休日 土曜昼、日曜

和菓子 TORAYA

むちゃむちゃ和菓子党というわけではないけど、嫌いではない。

なんで、ごくごくたまーに、むしょーに和菓子が食べたくなることがある。

わらび餅や、白玉団子とか、簡単なものは作ってみたり。

会社でも、時々、日本からのお土産スイーツのご相伴にあずかったり。

だけど、たまに和菓子熱がウズウズしてしまうんだな。

年に1回あるかどうかだけど、どうしても和菓子が食べたくなったらパリの虎屋さんへ。

ただ、値段が張るので、ほんの味見程度でしか買わないけど。。。

それでも、気分が満たされて、満足満足。

今年の夏休みは日本に行くので、お買い物リストに入れなきゃ。



Toraya


TORAYA
10, rue St Florentin  Paris01
月-土曜 10h30-19h

レストラン パリ郊外 さんき

ブローニュにある日本食レストランさんき

カウンターとテーブル席の小さなレストラン。

飾り気のない狭い店内には、ぎゅうぎゅうにテーブルとイスが並ぶ。

平日の午後1時過ぎだったので、テーブル席は満席。

一人だったので、カウンターに案内された。

仕入れによってメニューが変わるせいか、手書きのメニューが壁に貼ってある。

狭い店内とこのメニューの雰囲気は、日本の市場のオヤジ系寿司屋といった感じ。

ランチメニューは握り、巻き、ちらしの寿司類に、お刺身、天ぷら、焼き魚などで15.50ユーロから。

いただいたのは、ランチメニューのちらし寿司。

突き出しと、11種類のネタの入ったちらしとお味噌汁で18.50ユーロ。

突き出しに、ちょろりとだけど、たら子煮がのっていて、これが美味しい。

期待してチラシを待っていると、これまたハズレなし、お魚はどれも新鮮で、ボリュームたっぷり。

ただ、お味噌汁が出てくるのがちょいと遅かったのと、熱すぎた。

毎日のランチとしては予算オーバーだけど、味もボリュームも、値段に納得できる味。

たまには、こういうのも悪くない。

お店のメニューや手巻き寿司用のネタのテイクアウトもできるので、お持ち帰りしてお家でゆっくり食べるのもあり。


さんき
38 avenue Edouard-Vaillant  Boullogne-Billancourt
定休日 月曜、日&祝日の昼
 

レストラン パリ郊外 Bistro J

ベルサイユにある日本食レストランBistro J

つい最近まで知らなかったけど、実は長年ベルサイユで和食を提供しているそう。

扉を開けると目の前にあるカウンターは、ここが昔はカフェだったのかなと思わせる。

内装はクラシックなビストロといった雰囲気だけど、メニューは日本の定食屋さん。

懐かしの日本の味を食べられる。

ランチの定食は、サラダとお味噌汁、メインの13.50ユーロ。

内容は、鶏のから揚げ、豚の生姜焼き、鮭の味噌焼き、ひき肉カレー、鶏の照り焼き丼、鰻丼(+3ユーロ)、と日替わり。

メインももちろん、サラダのドレッシングや付け合わせの野菜たちの味付けも◎。

駐車する場所もパリと違って見つけやすいし、ボリューム満点、美味しいお昼ご飯に大満足。



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鮭の味噌焼きを頼んだ相方は皮を食べないので、ご相伴にあずかる。
これだけで、ご飯がすすむこと!


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ジューシーな鶏のから揚げ。
サッと甘酢に漬けてあるようで、サッパリいただける。


bistroJ3
とってもクリーミーな抹茶のティラミス(5ユーロ)。
今度、真似して作ってみよう。


bistroJ4
抹茶アイス(4ユーロ)に小豆(1ユーロ)をトッピング。
こういうスタンダードな組み合わせも、めったに食べないと感動なり。


Bistro J
20 avenue de Paris - Versailles
休日 日、月曜日 

【2012年4月追記】
2012年3月をもって、レストランは閉店されたそうです。


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