パリから約50km南のCourancesという村にあるこのお城。
90hの敷地にお城と庭園があり、CPJF(*1)のJardin Remarquable(傑作庭園)に指定されている。
着工は16世紀に遡り、年月の流れと共に改築されてきた。
散歩の目的は、沢山の水路と緑豊かな庭園のお散歩。
とても天気のいい午後、日向を歩くと暑いくらい。
ヒンヤリしたと木陰を歩くと、太陽燦々とした日向のコントラストも気持ちいい。
敷地内に幾つかの小さな水源や、その水を取り入れた様々な様式の水路。
波のない静かな水面には、青空と風景が映し出されている。
ゆっくり、深呼吸しながらの散歩は、心も体もリフレッシュさせてくれる。
また、ここには日本庭園もある。
といっても、日本の日本庭園ではなく、フランス風日本庭園。
日本の植物をメインに、小川の作りも日本庭園風にしてあるといった感じ。
日本庭園の前には、小さなカフェがあるので、庭園を眺めながら涼をとることもできる。
とっても可愛らしいカフェなんだが、メニューは選択肢がないので、内容は期待しない方が良い。
カフェや日本庭園だけでなく、敷地内全てとても手入れが行き届いている。
ただし、自然豊かな分、蚊などの虫がチョコチョコしてますので、気になる方は虫除け必須。
Courancesのお城は可愛らしいピンク色。
14時30分から18時まで、40分おきにガイド付で訪問できるそう。
鏡の池という名にふさわしく、水面に綺麗に風景が映し出されている。
個人的には、人の顔はいらないかな。。。
結構気に入った木のトンネル。
太陽と影のコントラストがいい感じなのだ。
段差付水路も水の流れが静か。
日本庭園には、柳や紅葉など、日本の木々が。
こちらは立ち入り禁止です。
日本庭園前のカフェ。
中もカフェ&ブティックになっていて、その奥にさらに庭がある。
Château de Courances
91400 Courances
開園日 3月31日?11月30日の土、日、祝日、また水曜は公園のみ開園
開園時間 14-18時(お城) 14時-日没(庭園) 14-18時(水曜)
入園料 9ユーロ(城+庭園) 7ユーロ(庭園のみ)
*1)CPJF
Comité des Parcs et Jardins de France
フランスの傑出した庭園、及び公園を広めること
また、それ庭園とその環境の保護などを目的とした委員会