août 2008アーカイブ

防音パネル

久々にお家の改築工事のお話。

我が家は寝室が隣り合わせになっているのだが、壁が薄いので結構音漏れがする。

そこで、防音パネルを購入して、片側の寝室の壁に貼った。

この防音パネル、50cm四方の改質アスファルト製で、カッターで切ることができる。

まずは、壁に専用ののりを塗り、そこにパネルを1枚ずつ貼っていく。

それからパネル間の微妙な隙間を石膏で埋め、紙やすりをかける。

さらに、その上にガラス繊維で出来た保護シートをはったところが、下の写真。


防音パネル
















こうやって書くと簡潔なんだけど、実際は当然ながら結構時間がかかった。

まずは、防音シート貼りに2日。

当然、次の作業は糊がしっかり乾くまで進めない。

糊が乾いたところで、石膏塗り。

これまた乾くのを待って、その翌日に2回目の石膏塗り。

週末にしか作業しないので、これで既に2週間が経過。

その次の週末は、石膏で埋めた部分の紙やすりかけ。

これは、部屋中粉だらけになるので、もちろん工事用のマスクを着用。

それが終わって、綺麗に掃除機をかけた後、やっと保護シート貼り。

これは壁紙よりはちょいと楽で、壁に直接のりを塗り、そこにシートを貼っていく。

これでまた、乾かし期間に突入。

しっかり乾いたら、やっとペンキ塗り。

が、保護シートとパネルのおかげで、思いのほかペンキ塗りに悪戦苦闘。

というのも、パネルとシートがペンキをグングン吸い込んで、普通に塗る2倍はペンキを要した。

という訳で、労力も費用も2倍かかったし。

おまけにローラーは毛がペッチャンコになってしまった。

もちろん、ペンキも乾くのを待って2回塗らないといけない。

出来はというと、とりあえずムラなく綺麗に塗れているので上出来といったところ。

が、やっぱり壁紙を貼ったのと同じように昼間なんかはシートの境目が分かるんだな。

ま、これは予想してたことだけど。

という訳で、将来的には壁紙かな(笑)。


パソコンの故障

日本から持ってきたダイナちゃん(ノートPC)は、御年もうすぐ5歳。

メモリーを増やしたりしつつも、快適に活躍してくれていた。

と、先日突然、立ち上げた途端、青いエラー画面がでて、びくともしなくなった。

熱を持ちすぎたのかと一日おいても、改善せず、全く立ち上げることができなくなった。

幸い、うちの相棒はPCの専門家。

エラー画面を見て、これはWindowsのトラブルだからPC自体は問題ないと、あっさり。

そそくさとハードディスクを取り外し、データーをバックアップ。

それから、Windowsを再インストールしてパソコンを初期化。

バックアップしたデーターを元通りにしてくれ、意外とあっさり修理完了。

いやぁ、ホント助かること。

パソコンの初期化自体は自分で出来ても、壊れたパソコンからのデーター復旧とかはできないから。

こういう時の為に、まめにデーター保存をしとくべきなんでしょうが、ついつい怠けてしまう(^^;)

修復後は、元通りまた快適に活躍してくれている。

新しいのが欲しいなぁーと浮気心をだしつつも、この分だと、当分その必要はなさそうだ(笑)。

結婚式の予約

| コメント(2)

フランスで法的な婚姻は、Mariage civilという。

そのためには、市町村役場にて結婚式を行い、初めて成立する。

これに対し、教会で行われるMariage religieux。

これは宗教上の結婚であり、法的効果はない。

これを行うかどうかは本人の自由である。

Mariage civilは生涯何回でもできるが、キリスト教では離婚を認めないためMariage religieuxは一度きり。


Mariage civilは、新郎新婦のどちらかが継続的に居住している役所で行われる。

これは1ヶ月以上居住していることが必要なだけなので、本住居とは別でもOK。

結婚を行う役所に行き、必要書類を提出し、婚姻日を決定。

それに基づき、役所の掲示板にPubulication des bans(婚姻公示)が行われる。

婚姻公示というのは、この二人が結婚しますよ、というお知らせが貼り出されることで、

一般的には、結婚する日の20日前10日間で公示される。

二人が別の街に住んでいる場合は、30日前

この間、結婚に反対する人はその意志を申し出できる。

公示が反対なく無事終了すると、結婚、という運びになる。

またフランスでの結婚に
必要なのが証人。

新郎、新婦がそれぞれ最低1人、最大2人ずつ証人を選ばないといけない。

国籍も何も関係ない為、自由に選ぶことができる


私達も、まずは役所に出向いて、必要リストをもらい、手続きの説明をうけた。

必要書類はこんな感じ。

フランス人
Acte de naissance 出生証明書
Attestation de domicile 居住証明書
pièce d'identité 身分証明書
Copie de pièce d'identité de témoins 証人の身分証明書のコピー
Dossier complété 役所でもらった書類に必要事項を記入したもの 



外国人
Acte de naissance 出生証明書
Certificat de coutume 慣習証明 
Certificat de célibat 独身証明
Attestation de domicile 居住証明書
pièce d'identité 身分証明書
Copie de pièce d'identité de témoins 証人の身分証明書のコピー
Dossier complété 役所でもらった書類に必要事項を記入したもの



出生証明と住居証明は提出日の3ヶ月以内のも、外国人の出生、慣習、独身証明は

6ヶ月以内のものが必要とのこと。

ただし、出生証明は、婚姻日からも3(6)ヶ月以内のものが必要なので、婚姻日の時点で

早めに予約した場合は、取り直して再提出する必要がある。

それでも早めに予約するのは、結婚の日付が決まらないと、式場なんかの手配ができない。

おまけに、結婚式の日時は早いもの勝ち。

結婚式自体は20分ほどなので、一日に複数組結婚することができる。

ただ、6~8月は結婚ラッシュなので土曜日は奪い合い。

さらに、一番最初にその日を予約した人のみが、時間を自由に選べる。

2番目以降のカップルは、最初の人が予約した前後の時間しか選べないらしい。

会場確保も含めて、物静かな争いが繰り広げられるのだ(笑)。


提出書類は全て比較的簡単に手に入るが、出生証明だけ取り寄せが必要。

フランス人の相方は、出生地の役所に発行を依頼して、郵便で受け取り。

私は、まずは出生地の市役所で戸籍謄本をとって、外務省でアポスティーユをつけた。

アポスティーユ付の戸籍謄本を元に、在仏日本大使館で出生、慣習、独身証明を発行してもらう。

どちらも結構スピーディーなので、2週間後には証明書を受け取った。

こういうところは、ビバ日本、ホント素晴らしい。

書類がそろったら、早速、市役所に電話をして、書類提出日を予約。

予約なしでは、書類の提出ができないから。

それも、実際市役所に行ってみて納得。


書類を提出すると同時に、市役所の担当者さんは全ての情報をパソコンにインプット。

内容に間違いがないか確認して、結婚式の日決定する。

が、その作業に小一時間かかるのだ。

おまけに結婚や戸籍を扱う市民課の担当者はほぼ全員夏休みで、一人だけ。

朝一に予約していた私たちの後ろには、順番を待つ人ができていたのはいうまでもない。

いやぁ、ホント、予約しとかないとフランス恒例の順番待ちになっただろう。

幸い私達は、その日を予約した一番目だったので、好きな時間も選べた。

時期外れだったのが幸いしたよう。

とにもかくにも結婚手続き第一歩、無事終了。

富士山

| コメント(2)

ぴろり~と届いた一枚の葉書。

今年の大イベント、富士山登頂を達成した友達が山頂から送ってくれたもの。

すごく綺麗なご来光を拝めたそうだ。

いやぁ、富士山登頂なんて、人生の一大イベントだよな。

私なんて、きっと体力がついていかなくて、挫折するだろうなぁ。

なんせ、Aiguille du Midiにロープウェイで登って、

山頂の展望台にちょっと上るだけなのに、空気が薄くてハーハーいってたし...。

日本一高い山頂から、海を渡ってやって来たこの葉書に感激!!!

ありがと~。



P1010858.JPG

ニューフェイス

| コメント(4)
掃除機

この写真は、一体何だか分かります?

答えは、掃除機。

掃除機の調子が悪くなったので、新にサイクロン式の掃除機を購入した。

以前は紙パック式を使っていたけど、この紙パック代も馬鹿にならない。

ということで、サイクロン式のものにすることにした。

選んだのは、サイクロン式の元祖DysonのDC20 Allergy。

理由は、空気中のカビやバクテリアも除去するフィルターと、ヘッドブラシが沢山ついていたから。

Dysonの掃除機にすると、パートナー(男)が掃除するようになる

なんてお奨めするブログもあったが、これはあながち間違ってないかも。

確かに、掃除機探しの時から、うちの相方は張り切っていた。

いつもならお寝坊する土曜日の朝9時前に掃除機が届いた途端、ガサガサと開梱。

掃除機を組み立てて、早速お試ししていた点からも、このブログは正しいかも(笑)。

ま、元々、掃除や片付けは相方がメイン担当だけど。

で、使ってみた感じ全体としては、なかなか優秀。

さすが英国アレルギー協会推奨だけあって、排出される空気が全然違う。

特に、埃なんかのアレルギー持ちの相方は、その効果にいい意味で仰天。

普通の掃除機だと、排出される空気に混じる埃なんかで、鼻が痛いんだそうな。

が、この子は、全く鼻が痛くないんだそうな。

埃に鈍感な私でも、匂いや埃っぽさの違いなんかは明らかに認識できる。

さらに、吸引力も良く、吸い付き感はそうでもなさそうだが、掃除機をかけた後は見違えるよう。

とくに、ベットのマットレスや、ソファーなどにはかなり効果的。

また、沢山あるヘッドブラシも、どれもなかなか使いやすく設計されている。

ただ、あまりの数の多さ(7個)は、お片づけの面では、やや難点だけど。

といいつつ、さらにもう一つ買おうかと検討している...。

それから、思ったよりはコンパクトだったので、狭い我が家でも置き場所が確保できた。

欠点は、まず音がウルサイこと。

まあ、掃除機でからしょうがないか、と許容できる範囲ではあるが。

それから、持ち手が重いので、床以外の場所をするには、結構疲れる。

そんな欠点もあるけど、全体的には大満足。

これからしっかり活躍してもらわねば。

ご報告

| コメント(5)
この秋、結婚することになりました。

春くらいから色々と手続きを開始。

ごく内輪に結婚式も行うため、同じくこの頃から式場のリサーチもスタート。

が、二人揃ってのんびりしている上にめんどくさがりなので、なかなか進まず(´▽`;)

そんなこんなで、6月頃から、お尻に火が付きバタバタと本格始動。

週末は、準備のために右へ左へお出かけ。

なんとか、無事結婚にこぎつけそうです(笑)。

準備の様子はぼちぼちブログにものせたいと思います。

ということで、今までと何が変わる訳でもありませんが、今後もよろしくお願いします。


このアーカイブについて

このページには、août 2008に書かれた記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブはjuillet 2008です。

次のアーカイブはseptembre 2008です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

Powered by Movable Type 6.0.3