octobre 2011アーカイブ

大阪

九州から戻って、一息ついてから向かったのが旅の最終地大阪。

そもそも大阪は、フランスへの帰り道だけ、の予定だった。

が、相方のリクエストにより、強引にスケジュールに追加したサントリーの山崎蒸留所の工場見学。

工場見学は、事前に予約が必要だけど、無料で見学できる。

しかも、英語やフランス語など外国語のオーディオガイドもあるという。


週末は比較的埋まりやすいということで、フランス出発前にインターネットで予約した。


広島から新幹線で新大阪駅に到着して、まずはホテルに荷物を預けに直行。

それから新大阪駅へ引き返し、JRで蒸留所のある山崎駅へ。

駅から蒸留所までは、徒歩10分程、線路沿いの静かな住宅街を歩いて行くと到着。

穏やかな緑と澄んだ空気の穏やかな環境の中にあるので、工場といっても落ち着いた雰囲気。

入口をはいってすぐに受付があり、そこで名前を告げるとガイドツアーが間もなく始まるのでそちらに変更もできるという。

それならばと、ガイドツアーに変更して早速工場見学。

ガイドさんにウイスキーの製造工程の説明を受けながら工場内を見学。

製造過程が進むごとに、香りが変化していくのが面白い。

最後には、お楽しみの試飲もあり、山崎10年、12年、白州10年が用意されていた。

ガイドさんの説明といい、工場内部や周りの環境といい、ウイスキー好きではない私でも十分楽しめる工場見学だった。

蒸留所内には、有料のティスティーカウンターもあるので、無料試飲したもの以外にもテイスティングすることも可能。

もちろん、ファクトリーショップでウイスキーを購入する事もできる。

ただ、値段的には、街中のディスカウントショップの方が安いらしい。

私たちも山崎のウイスキーを買ったけど、買ったのは関空の免税店。

うる覚えながらも、値段的には、おそらファクトリーショップより4-5割安かったような。。。

また、山崎駅近辺は小さいながらも、素敵なお店がチラホラ。

ランチをいただいた、JR山崎駅前のCafe TabiTabiさんは落ち着いた雰囲気。

手作りの家庭の味といった感じのランチは、安心して食べられた。

その2回にある雑貨店Relishさんでは、シンプルで素敵な食器などの品ぞろえが豊富。

コジンマリした店内なので、品ぞろえが豊富というのではないけど、どれも手にとって見たくなるものといった感じのセレクト。

お値段的にも、手の届きやすいものが多い点も◎。

そんな訳で、山崎には、蒸留所以外にも楽しみがチラホラ。

帰りは阪急の大山崎駅から、難波駅へ直行。

道具屋筋商店街をブラブラして、食器やキッチン雑貨などを物色。

商店街のお店には、どこもビックリするくらい沢山の商品。

こういうのを見て回るのは、とっても楽しい!

が、実際に欲しいもの、となると、結局見つからず。。。

プロ用仕様だからか、山のような商品が乱雑に並んでいるせいか、気に入るものに出会えなかった。

あまり時間もないので、お店を探すということもできず、結局、高島屋と大丸でお買い物となってしまった。

特に、大丸ではお買い得商品として、IH調理器で使える土鍋を発見!

私以上に相方の方がはりきって、小さな2人用の土鍋を購入。

そんなこんなで、荷物がすっかり多くなってしまったので、帰りは手荷物預けを一つ追加。

Air Franceではインターネットでチェックインと同時に、手荷物を追加すると、カウンターで追加するより20%割引になる。

ということで、前夜にネWEBチェックインをして、手荷物を57ユーロで追加。

おかげで、空港では、並ぶ事なく手荷物預けカウンターで荷物を預けて、出国ゲートへ。

めずらしく、相方がはりきって免税店を物色。

もちろん、お目当てはウイスキー。

そんなこんなで、色々見て回っていると、気がつけば搭乗時間。

楽しい楽しい日本滞在も、あっという間に終わってしまった。

また次回の帰国がとーっても楽しみ。



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サントリーの山崎蒸留所。
緑に囲まれた工場入口には、澄んだ小川が流れて気持ちのいい空間となっている。


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樽の中で、熟成中のウイスキー。
沢山の樽が綺麗に並べられて、出荷されるのを待っている。


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道具屋筋商店街では、食器や調理器具が山のように並ぶ。
タコ焼き機が沢山あるのは、大阪ならでは?


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千日前のアーケードも沢山の人で大賑わい。


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道頓堀の電光掲示板も健在だ。
がんばれ、日本!


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重いのに、買ってしまったIH調理器用の土鍋。
強火で調理しないことと、焦げに注意して使用すること、とのこと。


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可愛らしくて思わず買ってしまった箸置きと落ち葉型の小皿。


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前々から欲しかった木製のスプーンも購入。


別府

湯布院の後に行ったのが別府。

湯布院からは車で1時間弱、山道をドライブしていると辿り着く。

山を越えて別府市街に近ずいた頃、辺りからモクモクモクと湯けむりが。

旅館はもとより、一般の家庭からもモクモクモク。

いかにも温泉街って感じで心躍る。

別府は古びた温泉街といった感じで、湯布院に比べて街の規模も大きい分、コジンマリした可愛らしさはない。

中途半端に大きくて古いので、街のリニューアルが必要かなぁ、といった感じ。

ただその分といってはなんだが、街歩きをすると古き良き田舎の雰囲気がある。

お土産屋さんのおしゃべりなおばちゃんには、食べ物屋さんを色々教えてもらう。

そのおばちゃん教えてもらった、路地裏の小さな居酒屋さんは地元のお客さんで一杯。

カウンターで相席になった、仕事帰りのおばちゃんとおしゃべりして、焼酎をごちそうになったり。

そんな、あったかい人との触れ合いが残る街だった。

温泉と同じく楽しみにしていたのが、ロープウェイで鶴見岳に登ること。

が、あいにくの天気で、ロープウェイが運休の為やむなく却下。

最終日に、なんとか晴天が戻ってくれたので、予定を変更。

県道11号を使って、由布岳沿いにドライブし、湯布院経由で広島へ戻ることにした。

この山道ドライブはとっても爽快で、寄り道のし甲斐大いにあり!

そんな別府では、滞在費を節約すべく朝食のみのお宿に2泊した。

お値段の割には家族風呂があり、中心街にあって動きやすいということで、選んだの野上本館さん。

こちらは家族風呂が3つあり、フロントで予約をしないといけないけど、追加料金はなし。

それ以外に大浴場が男女とも一つずつあるようだけど、こっちは使わなかった。

館内はかなーり古さを感じられ、廊下などリニューアルが必要では、、、という面も多々。

ただ、お部屋は古い旅館ならでは、とっても広々。

お部屋は清潔でお風呂とトイレ付き、トイレはウォシュレットにリニューアル済み。

家族風呂は、こちらも年季が入っているけど、お湯はサラリとした肌触りで悪くない。

立地は市街地、竹瓦温泉すぐそばにあるので、食事や買い物にもとっても便利。

狭くはあるけど、駐車場が無料の点も◎。

かなーり古びた感があるので、設備面ではビジネスホテルにはとてもかなわないけど、一泊朝食付き一人5250円で、2泊目は5%割引という料金で家族風呂付き。

ということでコストパフォーマンスは、なかなか悪くないのでは。



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至る所から湯気が立ち上っているのにビックリ。
自宅で天然温泉、なんてうらやましー。


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別府といえば、やはり地獄めぐり。
沢山ある地獄も、当たり外れがある模様。
この海地獄は、メインの海以外にも色々見所があって、個人的におススメ。


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海地獄の敷地内にある、鉄分でまっ赤の池。
規模は小さいけど、これを見れば血の池地獄は行かなくていいかも。。。


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海地獄の横にある坊主地獄。
この泥が噴き出し方がそれぞれ違って、ボーっと眺めてしまう。


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海地獄にある温室では、アマゾン原種の大きな蓮が見れるはず、だったのが見れず。
かわりに沢山のトンボを見てきた。


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別府市街から少し山の方へ向かった明礬温泉は、硫黄の匂いが充満。
湯の里では湯の花小屋で湯の花の製造過程を無料で見学できる。


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明礬温泉で見かけるのが、地獄蒸し卵。
タイミング良く卵が蒸されている所に通りすがった。


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明礬温泉の岡本屋さんの売店で軽いランチ。
もちろん地獄蒸しもの、ということで卵サンド。


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同じく地獄蒸しプリン。
朝ごはんにも卵があったし、卵食べ過ぎだ。。。


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別府の幹線道路国道10号線からの別府タワー。


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熱々のとり天を食べるなら、と教えてもらった路地裏の居酒屋、喜楽さん。
カウンターと座敷席合わせて15席弱と小さいながらも大忙し。
ご夫婦二人で、注文を受けてから手際よく作り始める料理は、どれも熱々で美味しい。


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野上温泉さんの貸切風呂。
レトロなモザイクのお風呂は、4、5人が十分に入れる広さ。


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湯布院と別府を繋ぐ県道11号沿いにある、登山口から見上げる由布岳。
この風景を見るだけでも、県道11号を通る価値あり。


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狭霧台展望から見上げる由布岳。
緑のカーペットのような山肌と、青空、白い雲。
澄んだ空気をお腹いっぱい吸って見上げる景色は最高!


湯布院

毎回帰国する度に楽しみにしている温泉。

一泊は朝夕食付の温泉宿に泊まって、のんびり温泉を満喫するのも恒例行事になった。

今回選んだのが、九州一の温泉地、湯布院と別府。

特に湯布院は、温泉はもちろん、温泉街も自然も満喫できる街歩きが出来る。

と思っていたら、台風の影響で、雨、雨、雨。

お宿で温泉を満喫するには支障がないけど、街歩きするとかなーり濡れた。

というか、こんなに雨が降っているのに、徒歩で街外れを散歩している人はさすがにいないようで、車以外には遭遇しなかった(笑。

かなり濡れてしまったけど、雨だからこその艶やかな自然の色を見る事ができて、結構満足。

そして、この雨の為に(?)福岡で、アウトドアショップモンベルで長々選んで調達したレインジャケットが大活躍。

確かに、湿気を逃しつつしっかり防水してくれるゴアテックス製のレインジャケットは優れ物。

当然フランスにもあるのだが、セールとかでも、300ユーロ位から。

おまけに、気候の違いなんだろうけど、日本のものは、スタンダードタイプでも、フランスに比べてかなり軽量。

そんなもんで、相方は、お店に貼りついて、ではないけど、相当、しつこく品定め。

本人いわく、こういうお店なら、何時間いても平気、と。

ネックは、日本人と手足の長さが違うので、胴衣は良くても、モデルによって袖の長さが合わなかったりする点。

それでも、なんとか合うサイズも見つかって、本人は大満足。

初めは買う気のなかった私も、結局つられて買ってしまった、が、湯布院でしっかり大活躍してくれて、私も大満足(笑。

と、それはさておき、お宿は湯布院の街から外れた塚原温泉の
由布乃庄ん。

毎回ながらお宿探しのポイントは、家族風呂があって、部屋数があまり多くない事。

今回お世話になった由布乃庄さんは、8室の客室に対して家族風呂が4つ。

家族風呂は、予約の必要なく空いていれば内側から鍵を掛けるだけで、時間の制限も特になし。

お風呂の数が客室に対して多いので、予想通り、行きたい時に必ず1つはお風呂が空いていて、待たずにはいる事ができた。

お風呂はこの4つの家族風呂のみで、大浴場なんかはなし。

2つが露天、1つが内湯+露天、一つが内湯で、もちろんどれもシャワー付いていて、髪も体も洗う事ができる。

サラリとして心地いい肌触りのお湯は、温泉地にありがちな高温ではないので、相方も入浴しやすくて大満足。

露天風呂では、電気を消してゆっくり星を眺めながら温泉につかることができるのも素敵なアイディア。

残念ながら、曇り&雨の為、星は全く見る事が出来なかったけど。

食事は、朝夕食ともお食事処だけど、とっても広々しているので隣が気になる事はない。

夕食はボリュームタップリな豊後牛と地鶏の炭火焼がメインなので、かなり煙がもくもく。

夕食の時間が6時か6時半しか選択できない事を除けば、大満足のお宿。

今回も温泉&温泉宿を十分に楽しむ事ができた。



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湯布院の観光名所といえば麒麟湖。
大雨で遊歩道まで見事に水没。


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麒麟湖と亀の井別荘のちかくにある小川も水位がUP。
それでも、こういう素朴な風景は魅力的。


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亀の井別荘内鍵屋さん前。
落ち着いた雰囲気で観光客を迎え入れてくれる。


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雨の中のお散歩はでは、人どころか猫一匹いない。
おかげでくこんな素敵な風景も一人占め。


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雨がさらにひどくなったので、ちょっとだけ軒先で雨宿り。
もちろん、こちらもひとっこ一人なし。


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湯布院の街中に戻ると、観光客もちらほら。
それでも、普段とは比較にならないくらいひっそりしてるんだろうなぁ。


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ランチをいただいたのは、メインストリートにあるラルクルさん。
大きな囲炉裏にソファーはアンティークな雰囲気でほっとできる。


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とあるお土産屋さんの別府名物のかぼ酢。
お土産屋さんも含めて、街全体が可愛らしい雰囲気。


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お宿ではお部屋の中に囲炉裏が。
ただし、火を付けることはできないので、飾り。


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アレルギーの相方用に用意してもらった羽毛なしの寝具。
就寝用に別の浴衣が用意されているのも◎。


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かけ流しの露天風呂は、広々していてゆっくりくつろげる。


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雨が降っても、露天風呂の半分くらいが屋根の下なので、濡れずに入浴できる。


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内湯は露天風呂より若干温度が高い。


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夕食はお肉中心で山の食事といった感じ。
とろっとした馬刺しも美味しかった。


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炭火焼の後にお鍋まで。
締めはもちろん雑炊だけど、あまりの多さに気持ちだけにしてもらった。


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デザートは囲炉裏端で。


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バーメニューはビックリするくらい充実。


福岡

沖縄と同じく、自然と温泉の豊かな九州は大好きな旅行先。

福岡に友達がいることもあって、実家から九州に行く時に寄り道をする。

沖縄で一緒だったO氏をはじめ、久々にあった友達達はみんな元気で笑顔が素敵!

時間の流れが嘘のように、すっとおしゃべり。

もう一つの福岡の楽しみはショッピングとごはん。

新しいものと古いもの、多くの選択肢がコンパクトにまとまっている。

つねに変化するダイナミックな福岡の街では、実家の近所では買えないもの(=都会にしかないお店)を物色する。

くるくる変わるから所は別として、約6年住んでいたので土地勘があるし、友達がサクサク案内してくれるから動きやすい。

ただ、いつもバタバタ通り過ぎるって感じなので、もうちょっとゆっくりしたいかな。



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前回は工事中だった博多駅ビルも、リニューアルしてアミュプラザがオープン。
ただ、なんとなく、どこも大きな駅の駅ビルが同じような雰囲気だよなぁ。。。


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ニューオープンが目につく天神でも、昔ながらの屋台は健在!


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今回は、焼き鳥が食べたいとリクエスト。
博多駅近くの鳥まるは、お手頃価格でとっても美味しくいただけた。


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福岡から車で20分程の大宰府天満宮へ。
もちろん参道で梅が枝餅をほおばった。


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大宰府天満宮の本殿前にある飛梅。
千年以上この場所で花を咲かせているそう。


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大宰府天満宮横にある九州国立博物館
天満宮とはうってかわって、超近代的な建物。


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カフェやお店、ワークショップのあるエントランスまでは、無料で入場可能。
トイレもとってーも綺麗で、大宰府ではこちらがおススメ(笑)。


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筑紫野市の田舎道にある民家を改装したお蕎麦屋さん一作さん。
単品で注文したのに、前菜がでてきて嬉しいビックリ。
見た目も素敵で、どれも素朴に美味かった。


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予想以上に大きくてビックリした蕎麦焼き。
あっさり酢醤油でいただいた。


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ボリュームを知らずに大盛りにしてしまったお蕎麦。
さらにそばがきも頼んでいたので、お腹パンパン。
美味しいので食べきっちゃたけど、食べ過ぎもいいところ。。。


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帰りにたまたまお蕎麦を打っている所を見れた。
見事な手仕事に見入ってしまった!


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福岡での宿泊は、博多駅すぐの西鉄イン博多は一泊8800円。
クラシックな家具だったけど、内装も感じ良く清潔で快適。

瀬戸内海

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実家のある瀬戸内海の島に戻るとのんびりする事が多い。

それでも、毎回定例行事?なんかもある。

たまにしか戻らないので、この機会に親族が集まって宴会をする。

それから運転免許証の更新。

まだ更新まで1年以上あるけど、次回帰国した時だと切れてしまうから。

今回は、福山市にある広島県東部運転免許センターで更新出来たので楽ちん。

平日で全く混んでないのも◎。

あとは、なぜか尾道の千光寺へ登ること。

けっこう雨が降っていたけど、尾道には思った以上に観光客がいてビックリ。

千光寺に行くと、一緒に商店街をブラブラする。

今日は、雨のおかげか、商店街にもいつもより観光客の姿があるような(笑)。

それから、今回は相方の希望で、しまなみ海道のサイクリングに。

尾道から今治まで橋でつながるしまなみ海道サイクリングは、そこそこ人気があるようで、週末なんかは自転車の人が島内を走っている。

前回か行った時は、全く気付かなかったけど。

レンタル自転車も各島にだいたい2か所あるようで、気軽に借りることが出来る。

我々も車で自転車のレンタルターミナルまで行き、そこで自転車を借りて出発した。

レンタルターミナルはごく一部を除いて駐車場が無料なので、車を置いたまま自転車で往復した。

地元にいるとやらない事ってあるけど、これもその一つ。

やってみると、なかなか爽快で気持ちいい。

あとは、スーパーや、100円ショップ、薬局なんかで、色々お買い物。

あ、ユニクロも日本に戻ると必ず寄り道する。

パリのユニクロは、雰囲気と人の多さに疲れちゃうから。

そんなこんなで、結局、田舎といえど、地元でも色々することがあって、一週間もあっという間。



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これまた定例コースかな。
我が島にもある橋のたもとに行ってボーっとすること。


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自転車で渡った多々羅大橋。
サイクリング道がきれいに整備されている。


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尾道の千光寺からの眺め。
あいにくの雨なので、100円ショップの雨合羽を付けたら、汗で雨以上にべちょべちょに。
通気性がないとこんなにムシムシするのか、と実感。


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ミニ地蔵は、千光寺内のいたるところで遭遇。


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千光寺と商店街の間にある天寧寺。


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階段を降りたらすぐに踏み切り。
もちろん歩行者専用。


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因島の白滝山山頂からの眺め。
瀬戸内海の島々の眺めが爽快。


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青空を背にした白滝山の五百羅漢。
でも実際は700体もあるんだそう。


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実家の近くの神社。
晩夏の夕方だけあって、ひとっこ一人出会わない。


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地元は当然広島風のお好み焼。
うどんとそばの好きな方を選ぶ。


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最後に卵の上にのせて焼いたら出来上がり。
テコを使って鉄板から直接、熱々をいだたきます!


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道の駅多々羅しまなみ公園での食事は、今治のB級グルメチャーシュー丼。


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尾道のカフェというか喫茶店、尾道浪漫珈琲でのランチ。
クラシックな喫茶店メニューといった感じのグラタン、サラダ、トーストのセット。


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サイフォンでサービスされる珈琲。
自家焙煎の珈琲豆の購入可。
ただし、普通のブレンドでもフランスではありえないような超高値にビックリ!


那覇その2

もともと座間味に3泊する予定を2泊に変更して、那覇へ戻った。

と、もちろん今宵の宿がない。

結局、O氏が予約していたホテル前島りらっくすホテルに空室があるということで、そこに宿泊することにした。

電話で問い合わせすると、インターネットから予約した方が安いというので、試してみたがどうも出来ない。

港から近いし、それなら実際に行った方が早い、ということで行ってみると結局20%割引で一泊8000円ということ。

なんだかよく分からないけど、インターネットよりも安くて得した気分でチェックイン。

新しいホテルだけに、館内も部屋も綺麗で清潔。

部屋はダイワロネットよりも広いし、何よりバストイレ別で、お風呂にゆっくり入れるのがイイ感じ。

場所も、港のすぐ近くだし、最寄のゆいレールの駅まで徒歩5分、国際通りまでも徒歩10分程度。

これはいい所を紹介してもらった!

ただ、相方が帰りのフェリーで船酔いになってしまったので、我々はホテルで休憩。

O氏とは夜ごはんで待ち合わせをして合流した。

行ったのはホテルからほど近いまーちぬ家という居酒屋。

ここでもおいしい沖縄料理をいっぱい食べて、大満足。

相方もすっかり復活して、生もとアルコールは避けつつも、もりもり食べていた。

たっぷり飲み食いした後は、ホテルに帰ってお風呂に浸かった後は、毎晩のごとく爆睡。

翌朝は、ホテルで朝食を食べて、チェックアウト。

荷物をあずかってもらい、またまた牧志市場界隈をうろうろ。

市場だけあって、市場もその周辺も、朝の方が賑わっていて活気がある。

漬物屋さんのおばあに、がんがん試食させられたり。

いやぁ、朝の方が断然楽しい!

ランチは場所を変えて、O氏の案内で牧氏にあるこぺんぎん食堂へ。

ここは石垣島の辺銀食堂というラー油で有名なお店の支店だそうで、ここで食事すると、そのラー油が石垣島以外で手に入るのだという。

とっても小さなお店は、厨房が真中にあり、その周りがカウンターになっていて、そこに8席あるだけ。

なので、満席の事が多く並ぶことがざらだという。

が、幸い我々はならばすに入店出来た。

入口の食券機で悩みながら食券を買う。

メニューは麺類と餃子、デザートで、それ以外にラー油や、エコバック、本なんかの雑貨もあって、全て食券機で購入。

席について食券を渡してからもっちり太めの麺を茹で始めるので、待たされるけどそれがまたいい感じ。

麺も餃子もモチモチしていて、スープもしっかり味。

お腹いっぱーいになった後は、首里城へ。

首里城の感想は人それぞれでしょうが、私は正直がっかりした。

確かに綺麗に修繕されて、とても良い状態、というかそれが行き過ぎているのではないかと。

古いものには古いものの醸し出す空気があって、それがいいと思うんだけど。

どこもかしこもピカピカで時間の流れすら感じられず、置物といっては言い方が悪いが人工的な雰囲気だけが残った。

帰りに儀保駅すぐの首里餅菓子店へ向かったら、3時くらいなのに、ほとんどが売り切れ。

つきたてのやわらかーい黒糖餅を買って、モノレールを待ちながらパクリ。

ホテルに戻って荷物をピックアップして、空港へ向かった。

日本にいる時は行ったことのなかった沖縄。

まだ2回しか行ったことないけど、行く度に、どんどん好きになるなぁ。



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お土産屋さんが並ぶ平和通り商店街。
ちょこちょこ地元の人が行くお店あるので、観光客も地元の人もいりまじり。


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牧志市場の漬物屋さん。
威勢のいいおばあに吸い寄せられてしまった(笑)。


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牧志市場の名物ぶたさんは今日もイカス!


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晴天の下の首里城はとっても映える。
中よりもこの外観が一番良かったかな。


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まーちぬ家のふーチャンプル。
もっちもちのふーと野菜の炒め物はシンプルながら美味い!


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沖縄名物ラフティー。
じっくり煮込んだバラ肉は柔らかくて脂身はプリプリ。


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がんもどきのような見た目でも全然違うどぅる天。
外側はサックリ、中はふわっとろっとていて面白くて美味しい。


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名物のいかすみジューシー。
いかすみの風味は残しつつも、臭みがなくて食べやすい。
3人いたら、お茶碗3つに分けて出してくれるサービス◎


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こちらこぺんぎん食堂の看板。
看板同様お店もまっ赤なのに、なぜか直ぐに気付かなかった。。。


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人気メニューのジャージャーすば。
しっかり混ぜて、ラー油を少し入れて召し上がれ。


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一日確か5か10食限定の冷やしトムヤムすば。
つけ麺風に食べた後、島豆腐を入れてスープをいただく。
酸味と辛みのしっかり効いて、夏には最高!


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とってもカラフルな島餃子。
もっちもちの皮は、食材によって味が違うけど、どれもサッパリしている。


座間味島

那覇に到着した翌朝に、今回の目的地、座間味島へ出発。

座間味行きのでる泊港までは、ホテルでタクシーを手配してもらいタクシーで。

ホテルから約10分で泊港の北岸クイーン座間味の乗り場に到着。

ホテルまでお迎えにきてもらって、600円弱とお値打ち価格。

港でO氏と落ち合い、切符売り場で往復チケットを購入。

クイーン座間味は、1カ月前から電話予約ができるので、こちらは早々にO氏に予約してもらった。

9月は便数が一日2便と少ないので、シーズン中でも油断ならじと、心配性のO氏は、きっかり1カ月前に早々に予約。

泊港から座間味港までは45分と、お喋りしてるとあっという間。

到着早々、まずはシーカヤックの一日ツアーに参加。

港でお出迎えしてもらい、そのまま街中のお店で受付手続き。

大きな荷物もお店で預かってもらい、そのままツアーへ。

初めてのシーカヤックは、ガイドさんと、我々3人に沖縄本島から参加している女の子2人。

まずはレクチャーを受けて、早速、出発。

ドキドキの初カヤックは、エメラルドグリーンの澄んだ海の上を滑るように進んでいく。

なんと爽快で気持ちいいものか!

かなり大変なのかなぁと心配していたが、たどたどしくも気持ち良く漕ぐことができた。

ま、頑張ってたのは、後ろに乗っていた相方なんだけど。

阿真ビーチ脇から出発して、まずは向かいの嘉比島へ。

嘉比島でカヤックを降り、日除けタープを設置したら、早速シュノーケリング。

気温も高ければ、水温もかなり高いので、水に入るのに全く抵抗がない。

今回シュノーケリング初体験、どころか小学生以来の海というO氏がちょっと心配、と思っていたら、なんのその。

海と間近に見る魚さんに大興奮して、喜びの奇声を発している(^ー^;)

期待の海は、透明度もあってとっても綺麗。

遠浅なので泳ぎやすいし、光もしっかり届いて海の中の観察もしやすい。

ただ、残念ながら、かなり珊瑚が死滅してしまっている。

それでも、小さな珊瑚もちらほらあり、魚も多くて十分に楽しむことができた。

しばらく泳いだ後は、ガイドさんがその場で作ってくれたソーキそばのランチ。

食後にコーヒーと黒糖もいただいて、ほっこり。

それから、嘉比島の向かい安慶名敷島へカヤックで移動して、シュノーケリング。

ここには、枝珊瑚の大群などがあり見ごたえあり。

が、少しずつ雲が覆ってきてポツリポツリと雨が降り出したと思ったら、ザーザー降りに。

こんなに雨が降っている時に泳いだのは初めて。

雷もゴロゴロしてきて心配しているガイドさんを横目に、大おおはしゃぎ。

そしてこんなに雨が降っていても寒くもない、というか海の中の方が暖かい。

泳いで島に辿り着いた頃には雨も収まって、カヤックで阿真ビーチに戻る頃にはまた気持ちのいい晴天に。

この感じが熱帯だなぁー。

お店に戻って清算した後は、座間味の宿泊先まで送ってもらう。

宿では、すでにお風呂を用意してくれていたので、お風呂に入ってサッパリした後は、珈琲をいただきながら、宿泊手続き。

その後は、夕日ポイントに連れて行ってもらったものの、残念ながら曇りで海に沈む夕日は見れなかった。

それから、街まで送ってもらい、夕食と翌朝の朝食のお買いもの。

食事、買い物をすませて、お迎えに来てもらい宿へ戻ったのが10時半頃。

それから、宿のおかみさんとお隣のお客さんと、泡盛をのみながらワイワイお喋りした後、すぐさま爆睡したのは言うまでもない。

翌日は、宿のご主人のシュノーケリングツアーに行きたかったけど、波が高くて無理とのことなので、渡し船で離島に行くことにした。

行先は船頭さんが波の状況によって、いい所に連れて行ってくれるとのこと。

お弁当と飲み物を購入して、向かった先は前日カヤックでも行った安慶名敷島。

渡し船は座間味港からでていて、一人往復1500円。

帰りの迎えの時間をあらかじめ伝えておいて、変更したければ携帯で連絡すればOKとのこと。

船ではクーラーボックスとパラソルを無料で貸してもらえて、とっても助かった。

その日は、安慶名敷島でシュノーケリングをして一日まったり過ごした。

前日見なかった大きなテーブルサンゴやウミヘビ、ふぐなんかも見れて、とっても楽しめた。

唯一の難点は、魚が人に慣れているせいか、こっちがびっくりするくらい逃げない。

島内のビーチほどじゃないにしても、餌付けされちゃってるのかなぁ、とちょっと心配になった。

次の日は、朝早くに宿のご主人のカメツアーへ。

座間味の亀スポット阿真ビーチへ。

最初はなかなか見つからないかな、と思っていたら、ご主人がすぐに2匹発見。

その後1匹、また1匹と、1時間半程で5匹の亀を間近で見るどころか、甲羅にタッチ!

亀よりも触る自分の方がドキドキして逃げ腰になっていた(笑)。

その後は、強風で海には入れず。

おまけに、その日の午後、高速艇で帰る予定だったO氏だが、台風の影響で高波となり、高速艇が欠航になるとのこと。

我々は翌日の朝の高速艇で帰る予定だったが、それも欠航確実という。

そんな訳で、3人とも午後のフェリーで那覇に戻ることにした。

午後のフェリーは、高速艇の欠航のせいか、通路も人で埋まる程人が溢れ返っていたので甲板へ。

じりじり照りつける太陽を避けれる僅かな日陰に隠れて1時間45分の船旅に耐えた。

しかも最初の頃は穏やかだった海も、途中から大揺れ。

フェリーでこれだけ揺れるんだから、高速艇の欠航は当然だよな、と思わず納得。

といっても、那覇についてみれば、これまた晴天で、そんな気配も嘘みたい。

離島の天気は、本当に激しんだなぁ、と実感。

多少の変更は余儀なくされたものの、ものすごーく満喫した2泊3日の座間味滞在だった。


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今回シーカヤックツアーに参加したネイチャーランドカヤックスさん。
ガイドさんはとっても親切で、小グループならでは、参加者の様子を見ながら進んでくれる。
カヤック初体験で運動音痴な私も、問題なく参加できた。
記念にガイドさんの撮った写真をCDにしてもらえるのも嬉しいサービス。


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二人乗りのカヤックには、まず前の人が乗り、その後後ろの人が乗る。
前と後ろ、真中が空洞になっていて荷物を入れることが出来る。
ランチの食材や調理用具なんかもそこへいれて運ぶ。


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安慶名敷島の沖にいた見事なテーブルサンゴ。
周囲には白化した珊瑚がちらばるなか、忽然と現われて感動。


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珊瑚礁に群がるブルーフィッシュ。
珊瑚の間をひゅいひゅい泳ぐので、見飽きない。


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ここのクマノミファミリーは大家族。
親方が出てくることが多いのに、この一家はチビまでカメラ目線。


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透き通った海は遠くからでも海底が見える。
こんなに太陽がギラギラしちると、海の中に吸い込まれてしまう。


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島内を散歩していると、渡し船を発見。
定時の運行ではなく、お客さん毎にすぐに出発してくれるのがありがたい。
座間味港から安慶名敷島までは数分で到着。


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ウミガメで有名な阿真ビーチ。
カメが多いのは海藻が多いからだそうで、確かに無心に食べている。
推定年齢50歳の大御所は、度胸が据わっているのか人がいても平気。


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カメのお腹にぴったりと張り付く黄色いコバンザメ。
海底で海藻を食べていようが、泳ごうが、常にぴたーと張り付いて離れない。


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座間味のクラシックな食堂まるみやさんでの夜ごはん。
沖縄料理から定番系の定食までマルチな食堂。
オリオンビールを片手に、沖縄系つまみを味わう。


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お手製というジーマーミ豆腐、座間味名産のもずくを初め、何を頼んでも新鮮で美味しかった。
最終日のランチも結局ここに戻ってしまった。


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座間味島で選んだのは、琉球地方特有の赤瓦を使った民家のお宿久志さん。
街の中心から離れた阿佐集落にある素泊まりの宿。
宿泊客は一日2組まで。

素泊まりといっても、港やビーチ、食事や買い出しに行くのに街まで送迎してくれる。
また、買って来た物を宿で食べたい場合は、食器類なども貸してもらえるので不便はない。

お風呂、シャワー、トイレ、洗面台、居間は共有。
シャンプー、コンディショナー、ボディーシャンプーも備え付け有り。
ドライヤーも洗面台近くに有り。

各部屋には扇風機と冷房があり。
お布団は井草布団で、もちろん、お布団は自分で敷いたり畳んだりする。
バスタオルなどタオル類は、基本は持参した方がいいけど、お願いすれば貸してもらえる。

お庭の洗い場では、シュノーケルやフィンなどの機材を洗うこともできるし、洗濯機、洗剤もある。
洗ったものは縁側に干して自然乾燥。
また、お庭にはハンモックとテーブルセットもあって、のんびりするもよし。

飼われている鶏が朝の4時から鳴き始めるのと、蚊の多さにはビックリするけど、田舎のじじばばの家に来た、と思えば特に何ということはない。
蚊取り線香はあるけど、虫よけスプレーと痒みどめは必須かな。
相方は、初日だけで20か所以上喰われたのでは(;へ;)

口コミ通りアットホームな雰囲気で肩ひじはらず親戚のお家に来た、というような宿だった。
次回はぜひご主人と行くシュノーケリングツアーに行きたい!

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