別府

湯布院の後に行ったのが別府。

湯布院からは車で1時間弱、山道をドライブしていると辿り着く。

山を越えて別府市街に近ずいた頃、辺りからモクモクモクと湯けむりが。

旅館はもとより、一般の家庭からもモクモクモク。

いかにも温泉街って感じで心躍る。

別府は古びた温泉街といった感じで、湯布院に比べて街の規模も大きい分、コジンマリした可愛らしさはない。

中途半端に大きくて古いので、街のリニューアルが必要かなぁ、といった感じ。

ただその分といってはなんだが、街歩きをすると古き良き田舎の雰囲気がある。

お土産屋さんのおしゃべりなおばちゃんには、食べ物屋さんを色々教えてもらう。

そのおばちゃん教えてもらった、路地裏の小さな居酒屋さんは地元のお客さんで一杯。

カウンターで相席になった、仕事帰りのおばちゃんとおしゃべりして、焼酎をごちそうになったり。

そんな、あったかい人との触れ合いが残る街だった。

温泉と同じく楽しみにしていたのが、ロープウェイで鶴見岳に登ること。

が、あいにくの天気で、ロープウェイが運休の為やむなく却下。

最終日に、なんとか晴天が戻ってくれたので、予定を変更。

県道11号を使って、由布岳沿いにドライブし、湯布院経由で広島へ戻ることにした。

この山道ドライブはとっても爽快で、寄り道のし甲斐大いにあり!

そんな別府では、滞在費を節約すべく朝食のみのお宿に2泊した。

お値段の割には家族風呂があり、中心街にあって動きやすいということで、選んだの野上本館さん。

こちらは家族風呂が3つあり、フロントで予約をしないといけないけど、追加料金はなし。

それ以外に大浴場が男女とも一つずつあるようだけど、こっちは使わなかった。

館内はかなーり古さを感じられ、廊下などリニューアルが必要では、、、という面も多々。

ただ、お部屋は古い旅館ならでは、とっても広々。

お部屋は清潔でお風呂とトイレ付き、トイレはウォシュレットにリニューアル済み。

家族風呂は、こちらも年季が入っているけど、お湯はサラリとした肌触りで悪くない。

立地は市街地、竹瓦温泉すぐそばにあるので、食事や買い物にもとっても便利。

狭くはあるけど、駐車場が無料の点も◎。

かなーり古びた感があるので、設備面ではビジネスホテルにはとてもかなわないけど、一泊朝食付き一人5250円で、2泊目は5%割引という料金で家族風呂付き。

ということでコストパフォーマンスは、なかなか悪くないのでは。



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至る所から湯気が立ち上っているのにビックリ。
自宅で天然温泉、なんてうらやましー。


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別府といえば、やはり地獄めぐり。
沢山ある地獄も、当たり外れがある模様。
この海地獄は、メインの海以外にも色々見所があって、個人的におススメ。


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海地獄の敷地内にある、鉄分でまっ赤の池。
規模は小さいけど、これを見れば血の池地獄は行かなくていいかも。。。


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海地獄の横にある坊主地獄。
この泥が噴き出し方がそれぞれ違って、ボーっと眺めてしまう。


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海地獄にある温室では、アマゾン原種の大きな蓮が見れるはず、だったのが見れず。
かわりに沢山のトンボを見てきた。


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別府市街から少し山の方へ向かった明礬温泉は、硫黄の匂いが充満。
湯の里では湯の花小屋で湯の花の製造過程を無料で見学できる。


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明礬温泉で見かけるのが、地獄蒸し卵。
タイミング良く卵が蒸されている所に通りすがった。


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明礬温泉の岡本屋さんの売店で軽いランチ。
もちろん地獄蒸しもの、ということで卵サンド。


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同じく地獄蒸しプリン。
朝ごはんにも卵があったし、卵食べ過ぎだ。。。


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別府の幹線道路国道10号線からの別府タワー。


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熱々のとり天を食べるなら、と教えてもらった路地裏の居酒屋、喜楽さん。
カウンターと座敷席合わせて15席弱と小さいながらも大忙し。
ご夫婦二人で、注文を受けてから手際よく作り始める料理は、どれも熱々で美味しい。


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野上温泉さんの貸切風呂。
レトロなモザイクのお風呂は、4、5人が十分に入れる広さ。


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湯布院と別府を繋ぐ県道11号沿いにある、登山口から見上げる由布岳。
この風景を見るだけでも、県道11号を通る価値あり。


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狭霧台展望から見上げる由布岳。
緑のカーペットのような山肌と、青空、白い雲。
澄んだ空気をお腹いっぱい吸って見上げる景色は最高!


この記事について

このページは、こたるが26 octobre 2011 22h49に書いた記事です。

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