mars 2014アーカイブ

パスポート

フランス人のパパを持ち、フランス生まれのべべちゃん。

当然ながら、フランス国籍で、フランスのパスポートを取得できる。

日本にも出生届を提出しているので、日本国籍も持ち、日本のパスポートも取得できる。

残念ながら今の所、日本が二重国籍を認めていないので、22歳になるまでに国籍の選択をしないといけないが、それまでは二重国籍となる。

フランスのパスポートの申請は、在住市町村役場で申請できる。

私の住んでいる街では、申請後、2-3週間で発行されるという。

ただし、どうしても急ぐ場合は、一応、緊急申請ができ、約一週間で発行可能だそうだ。

申請は、TELかインターネットでアポをとって、必要書類を持っていき、本人が申請する。

サインは当然、親権者である親がするのだが、べべちゃん本人も出向かなければいけない。

殆んどの書類は問題なく手に入るのだが、ちょっとめんどくさいのが証明写真。

なにせ、首の座ってないべべちゃんの写真を撮ってくれる写真館に行かないといけない。

うちの街では、市役所で教えてくれた。

アポの時間に市役所に行き、ほぼ待つことなく窓口へ。

必要書類をチェックしながら提出して、約30分程で完了。

出来上がったのは、予定よりちょっと遅い3週間を過ぎた頃。

SMSで出来上がりましたよと、お知らせが来たので受け取りに行った。

日本側のパスポートは、当然ながら、出生届を提出し、戸籍が登録されてから申請となる。

戸籍謄本など必要書類を在仏日本大使館に提出。

こちらは、提出時ではなく、受け取り時に本人確認が必要となる。

フランスと違ってスピーディー、一週間できっちりパスポートが出来上がるので、一週間後以降の好きな時に受け取りに行けば良い。

そして、申請時に初めて知ったパスポートの使い方。

べべちゃんのように日仏2つのパスポートを持つ場合、フランス出入国時はフランスのパスポート、日本出入国時は日本のパスポートを提示するのが正しい使い方、とのこと。

日仏両国とも3か月以内の滞在は、ビザが必要ないので、片方だけのパスポートでも実際は出入国が可能である。

が、各国のパスポートで出入国することで、それぞれの国で国籍を持っての入国となり、国籍保有者のみが可能なことを行うことができる、ということだそうな。



フランスパスポート必要書類
・証明写真1枚
・3か月以内の出生証明書
・Livret de famille
・住居証明書(EDF請求書など、当然べべちゃん名義ではなく親名義)
・17ユーロの収入印紙
・親権者の身分証明書


日本パスポート必要書類

・大使館窓口にある旅券発給申請書
・6か月以内の戸籍謄本(抄本)
・証明写真1枚
・親権者の身分証明書(滞在許可証)
・フランスの出生証明書(Acte de naissance)


ベビーベット

うちのべべちゃんのベビーベットには、ちょっとした年期が入っている。

相方が使ってただけではなく、相方のおばあちゃんが使っていたもの。

正確に言うと、おばあちゃんのお姉さんが生まれた時に、作られたもの。

ということで、なんと90年もののベビーベット!

作りが古いだけあって、今どきのベットより頑丈な作り。

そのベットに、相方パパが部屋に合わせたペンキの塗り直しをしてくれた。

ベットサイズは今の標準サイズよりちょっと小さいので、マットはサイズを指定して注文。

ほとんどの赤ちゃん用品のお店で対応してくれるそうな。

シーツはさすがにサイズがないので、標準サイズで対応。

あとはベットガードを付けて準備完了。

病院から家に戻ってきたその日から、べべちゃんは基本的に夜はこのベットで一人で寝ている。

親と一緒に寝る癖がついた後に一人にさせるよりは、最初っから一人で寝かした方がべべちゃんにとって良い、という考え方。

川の字になって寝る日本人には、びっくりされることもあるけど。

どちらがいいというよりは、考え方の違い。

ともあれ、今ではこのベットで一人でねんねしてくれて、ほとんど夜中に起きることはない。


lit

 

出生届け

べべちゃんの誕生後、まず行う事務手続きはDéclaration de Naissance(出生届の提出)。 
 
提出は、出生の翌日から3日以内に出生地の市町村役所にて行う。 
 
届け出は、父親、または産婦人科医、助産師、または出産の立会人によって行うことができる。 
  
必要なものは、病院でもらった出生証明書とLivret de famille(家族手帳)。 
 
うちのべべちゃんは、アントニーの病院で生まれたので、届け出はアントニーの市役所。 
 
まずは市役所にTELをしてアポをとり、相方が出向いてDéclaration de Naissanceをおこなった。 
  
出生届はその場ですぐ作成され、Acte de naissance(出生証明書)を10枚ほどもらってきた。 
 
これは、今後セキュなど各機関へのべべちゃんの登録手続きに必要になる。
 
また、同時に持参したLivret de familleにも記載される。 
 
これで無事フランス側の出生届は完了。 
 
次は日本側への届け出。 
 
日本国外で生まれた場合は、3か月以内に出生届を提出しなければいけない。 
 
提出場所は在外公館、または本籍地の市町村役所。 
 
在仏大使館の情報をチェックすると郵送でも届け出可能ということ。 
 
なので、必要書類を取り寄せ、郵便で日本大使館に出向いて出生届を提出した。 
 
提出書類は、出生届、copie intégrale d'acte de naissance(フランスの出生証明書)とその和訳、届出人の滞在許可証。 
  
この出生届が大使館から外務省経由で本籍地の市町村役所に届くということで、実際に戸籍が出来上がるまでは約1か月とのこと。 
 
うちのべべちゃんの場合、2週間程で戸籍が出来上がっていた。 
 

このアーカイブについて

このページには、mars 2014に書かれた記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブはjanvier 2014です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

Powered by Movable Type 6.0.3