パスポート

フランス人のパパを持ち、フランス生まれのべべちゃん。

当然ながら、フランス国籍で、フランスのパスポートを取得できる。

日本にも出生届を提出しているので、日本国籍も持ち、日本のパスポートも取得できる。

残念ながら今の所、日本が二重国籍を認めていないので、22歳になるまでに国籍の選択をしないといけないが、それまでは二重国籍となる。

フランスのパスポートの申請は、在住市町村役場で申請できる。

私の住んでいる街では、申請後、2-3週間で発行されるという。

ただし、どうしても急ぐ場合は、一応、緊急申請ができ、約一週間で発行可能だそうだ。

申請は、TELかインターネットでアポをとって、必要書類を持っていき、本人が申請する。

サインは当然、親権者である親がするのだが、べべちゃん本人も出向かなければいけない。

殆んどの書類は問題なく手に入るのだが、ちょっとめんどくさいのが証明写真。

なにせ、首の座ってないべべちゃんの写真を撮ってくれる写真館に行かないといけない。

うちの街では、市役所で教えてくれた。

アポの時間に市役所に行き、ほぼ待つことなく窓口へ。

必要書類をチェックしながら提出して、約30分程で完了。

出来上がったのは、予定よりちょっと遅い3週間を過ぎた頃。

SMSで出来上がりましたよと、お知らせが来たので受け取りに行った。

日本側のパスポートは、当然ながら、出生届を提出し、戸籍が登録されてから申請となる。

戸籍謄本など必要書類を在仏日本大使館に提出。

こちらは、提出時ではなく、受け取り時に本人確認が必要となる。

フランスと違ってスピーディー、一週間できっちりパスポートが出来上がるので、一週間後以降の好きな時に受け取りに行けば良い。

そして、申請時に初めて知ったパスポートの使い方。

べべちゃんのように日仏2つのパスポートを持つ場合、フランス出入国時はフランスのパスポート、日本出入国時は日本のパスポートを提示するのが正しい使い方、とのこと。

日仏両国とも3か月以内の滞在は、ビザが必要ないので、片方だけのパスポートでも実際は出入国が可能である。

が、各国のパスポートで出入国することで、それぞれの国で国籍を持っての入国となり、国籍保有者のみが可能なことを行うことができる、ということだそうな。



フランスパスポート必要書類
・証明写真1枚
・3か月以内の出生証明書
・Livret de famille
・住居証明書(EDF請求書など、当然べべちゃん名義ではなく親名義)
・17ユーロの収入印紙
・親権者の身分証明書


日本パスポート必要書類

・大使館窓口にある旅券発給申請書
・6か月以内の戸籍謄本(抄本)
・証明写真1枚
・親権者の身分証明書(滞在許可証)
・フランスの出生証明書(Acte de naissance)


この記事について

このページは、こたるが23 mars 2014 22h15に書いた記事です。

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