暑い夜の過ごし方

ここ数日、暑い日が続いている。

日中は晴天のおかげで30度以上に温度が上昇。

こうなってくると、いい事ばかりじゃなく、結構辛いことも多い。

何回も登場しているけど、ほんとにRERでの通勤は不快この上ない。

朝は涼しいから問題ないのだが、帰りはもうサウナ状態。

これだけで、しっかり汗をかいて、気持ちの悪いこと(×ー×)

おまけに、夏休みで本数を減らされているせいか、待ち時間と人がいつも以上に多いし...。

毎日ゲッソリしている。

そんな暑さ対策ができてないフランスの家庭では、この暑さとにどう対応するか。

基本は、日中の日差しを避け、いかに熱を取り込まない、ということ。

一日のスタートは、夜寝る前、または朝、Volets(ボレ・雨戸)を閉めるところから始まる。

これで太陽が差し込まないようにして、熱をシャットダウンする。

こうして夜帰ってくると、湿気の少ないフランスでは、室内の気温が屋外よりも低く過ごしやすい。

たいていの場合、夜は日中に比べかなり温度が下がるので、涼しくなってから窓を全開。

風通しをよくして、室内の温度を下げる、といった具合。

これで、よっぽどの熱帯夜でない限り、快適に過ごすことができる。

が、この方法で問題なのが蚊。

日本ほどではないけど、蚊がいるので、時々襲撃されてしまう。

網戸があればいいのだが、もちろんない。

正確に言うと、あるにはある。

Moustiquaireというのだが、蚊がそれ程多くないのと、美的観点からかあまり普及していない。

という訳で、どうするかというと、明りを最小限にして、蚊取りアースを使用する。

猛暑の夜は、ご近所さんも、窓を開けて、電気をついてない(暗い)お家が多い(笑)。

それから、暑い日は、夕食をテラスでとることが多い。

微風に吹かれながらの食事は、なかなか気持ちいいのだ。

食後も、テラスにガーデンチェアーを引っ張り出して、まったりする。

そんな時のお伴は、蚊避け効果のあるレモングラス入りオイルのランプ。

なんだか原始的な過ごし方だけど、結構悪くない。




夏のテラス



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このページは、こたるが30 juillet 2008 23h48に書いた記事です。

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