マルセイユ カランク

海を求めてたどり着いたマルセイユ。

地中海だけあって、エメラルドグリーンの綺麗な海が広がる。

特に、マルセイユとカシスの間にある断崖の海岸線Calanquesにある点在する小さなビーチは、

エメラルドグリーンで透明度の高い海。

難点は、アクセスが困難なこと。

基本的にアクセス方法は2つで、当然ながら、海からと陸から。

海からは簡単で、小型ボートでアクセスできるのだが、当然、料金がとても高い。

で、陸からだと、車やバスで行ける所もあるが、ほとんどは、この断崖の海岸線を延々と歩く。

おまけに、夏場は火事の危険から、天候によってはアクセスを制限、あるいは禁止されたりもする。

で、今回、陸からのアクセスが一番簡単であろうCallelongueへ向かった。

マルセイユ市内からまずは、19番のバスで終点Madrague de Montredonへ。

そこから、さらに20番のミニバスでさらに終点のCallelongueへ到着。

所要時間はそれぞれ30分程。

で、Callelongueに着いてみると、ボートが並んでいて、ビーチというより超小さな港。

これじゃあ泳ぐ気にもなれない、と、海岸線を歩いて、次のビーチへ向かうことにした。

朝5時起き(ついでに寝たのは2時近く)でマルセイユに到着したばかり。

そんな状態で日差しの強いお昼に足場の悪い断崖を歩くのは辛い。。。

おまけに、水着、フィン、マスク、シュノーケルにビーチシート、タオル、サンドイッチ、お水、おやつ

などなど結構な大荷物。

初日からこんなハードなことをするとは、と思いつつも、滑らないように用心しながらゆっくり進む。

なんせ、滑り止めも、手すりもなんにもなし。

ふらりと足を滑らせて、怪我してこんな道を進むのはムリだぁ、とそそっかしい私は超慎重に進む。

そんなこんなで、崖道を登ったり下ったりすること一時間弱。

辿りついたのは、透明度抜群の小さなビーチ。

これは、歩き甲斐があったというもの!

炎天下の中歩き進んだので、もちろん即座に海の中へ。

火照った体を冷ますべく、ビーチに着くと、みんなそのまま海へ向かう。

はぁー気持ちいー。

岩場なだけに、3メートルも進むと、水深もグッと深くなって、30cm程の魚の群れも。

それから、ウニがゴロゴロ。

が、深すぎて取れない。。。

海を満喫した後は、また、テクテク歩いてバス停へ。

帰りは少し日差しが柔らかくなっているのもあって、快調に歩いていたら、松の木に頭をゴツン。

やっぱり油断大敵。



マルセイユ02
ミニバスで到着したCallelongue
ここからスタートして崖道を進んでいく


マルセイユ03
綺麗な海を見つつ、猛暑の中延々と進む


マルセイユ05
高さがあるので、眺めは最高
でも、足元要注意


マルセイユ06
火曜サスペンス劇場なんかで見るような景色


マルセイユ07
炎天下の中たどり着いた小さなビーチ


マルセイユ08
自然のままの姿で、透明度抜群


この記事について

このページは、こたるが14 août 2009 22h42に書いた記事です。

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