滞在許可証

またまたやってきた滞在許可証の更新。

なんだか、県庁の対応(行列)がだんだんひどくなっている。

いつもの通り、更新手続きはこの3ステップ。

1)プレフェクチュールの窓口でアポ取り

2)夫婦でアポに出向き、書類の提出

3)出来上がった滞在許可証の受取り

という訳で、更新の為に最低限行く回数が1年に3回。

が、今回は、アポ取りの為にプレフェクチュールに行ったのが、すでに3回。

1回目は、去年のように午後の『落ち着いてきたであろう時間』3時頃に行ってみた。

と、今日のチケットは全て終了、あっけなく玉砕。

それならば、と朝の『行列がひとまず中に入り始めたであろう』9時半頃に行くと、これまた、当日のチケットは全て終了という。

最後の最後、前日の仕事帰り夜8時頃に行ったら、何とすでに待ち人が数人。。。

噂通り、待ってる人達が自主的に順番待ちチケットなんかを用意して整然と順番待ちをしている。

翌朝6時前に、恐る恐る行ってみると、氷点下の寒い日だけあって、待っていたのは30人程。

無事チケットもらって順番待ち。

3回目にしてやっと受付に辿り着き、アポをとって必要書類リストをゲット。

が、アポがとれたのは、なんと4ヶ月先!

プレフェクチュールの指定通り3か月前にアポ取りに行ったのに、滞在許可証はすっかり切れるじゃないか!

おまけに、切れた滞在許可証のレセピセはアポの日にだすので、その前にとりに来るな、と。

何だかねぇ、合法に滞在しない事を推奨してません???

ま、ただ単純に、現場の処理が追い付いてないんだろうけどさ。

何はともあれ、アポがとれてホッと一息。

何といっても、今回は、念願の10年カードの申請!

という訳で、提出資料はいつにも増してヴォリュームアップ。

準備万端、アポ当日にプレフェクチュールに向かうと、ビックリするくらいすんなり。

外国人窓口の建物が改築されて、受付に行きアポを伝えると、一般窓口ではなくその隣の部屋に通される。

一般窓口側とは別世界、いたって平穏な空気が流れている。

なにせ、私たちの前のアポの人が窓口で書類を提出しているだけで、他に待ち人はなし。

人がごった返していて、どなり声が聞こえてくる、一般窓口とは別世界。
ちなみに、この延々とどなってた人は、この後お巡りさんにつれられて外に出されていた。。。

何かしらフェイントがないか少々緊張していたけど、リスト以上に揃えた書類は完璧。

レターに至っては、担当官も満足そうに眺め、曰く、問題なく10年カードが3か月以内にでるでしょう、とのこと。

3か月って本当かぁ、なんせ、ここ数年レセピセが切れる前に滞在許可書なんてもらってないぞ。

ま、10年カードが出るなら、何カ月かかってもまあいいかぁ、と期待を抱きつつ。

以下、今回の申請についての簡単なのメモ書き。

今年は大統領選もあるし、この先また色々変わるんだろうなぁ。。。


申請条件
・フランス人の配偶者:婚姻後3年以上経過し、婚姻生活が続いていること
・フランス人の子供の親:Vie privée et familialeの滞在許可書を3年以上所有していること
・その他の身分:滞在許可証を5年以上所有してフランスに在住している場合

上記どの場合も、滞在許可書を所有して、フランスに3年以上在住し、Assurance Maladieに加入していることが前提。
滞在理由、職業、所得、住居などを審査され、10年カードの発行が審査される。
窓口で担当者から申請可能の旨を教えてもらえる場合もあるが、自動発行ではないので、条件を満たした時点で、窓口にて申請可能かを確認するのがベター。
また、学生身分は滞在年数に考慮されない。
滞在身分により条件が異なり、上記以外にも、フランスへの経済的、文化的貢献が認められた場合、滞在条件が緩和される。


申請書類
通常更新書類に加えて、10年カード申請用の追加書類あり
・パスポート(使用済みページ全てのコピー)
・証明写真 4枚
・切手付き封筒 2部
・婚姻証明書(3カ月以内)
・家族手帳
・住居証明(3か月以内):EDF、GDF請求書、公共管理費請求書など
・配偶者の身分証明書
・共同生活宣誓書(窓口でフォーマットを記入)
・共同生活を証明する為の共同名義の書類:住宅保険、ミュチュエル、各種税金通知書、銀行明細など

以下が10年カード申請用の追加書類
・レター(フランスに長期滞在する動機、フランス社会への融合等を書いたレター)
・住居契約書(住居の賃貸契約書、または売買契約書)
・セキュリテソシアル加入証明書
・雇用契約書(夫婦双方) 
・直近3カ月の給与明細(夫婦双方)
・直近の所得通知書
・受入統合契約書とその時発行された4枚の証明書
・学業証明書
・フランス語のディプロム(フランス語習得を証明書するもの)
・両親、子供など家族がフランスにいる場合はその身分証明書
・その他、アソシエーションなどのに参加している場合はその証明書

この記事について

このページは、こたるが20 février 2012 18h59に書いた記事です。

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