転職

何かとバタバタする年末年始を狙った訳ではないんだけど、転職をした。

アルバイトも入れると、フランスに来て3つ目の職場。

職種は基本的に同じく経理だけど、小さな会社なので管理事務なんかも行う。

その辺は、ある意味、以前と同じ。

変わったのは、給与計算が外注になったので、人事部門の比率が大いに減った。

就業環境も大いに変わって、経理は一人。

また会社の規模やカラーが全然違うので、仕事の内容のベースが同じでも、やり方が異なる。

そして何よりも大きな変化、というか壁は、英語。

今までとはうってかわって、会計ソフトも英語。

言葉が違っても基本は同じなので、単語さえ理解してしまえば処理には問題ない。

ただ、ソフトの使い方自体をマスターするのはひと苦労。

使ったことないソフトな上に、今までと違いかなり複雑なモジュール。

おまけに、引き継ぎ期間が短かったので、慣れるまではかなり大変だった。

と過去形にしているが、まだまだ未知の部分があるので、これからもマスターすべきことがまだまだあるんだろうなぁ。

ただ、こちらは経理分野なのでまだいいのだが、問題はコミュニケーション。

社内はフランス語と日本語でOKだけど、社外とのやり取りで、英語が必要になることも。

といっても、今の所はメールが大半なんでなんとかなっている。

が、たまに電話や会議なんかがあると、撃沈。

理解もアップアップだが、それ以上に、恐ろしい程、話すことができない。

10数年ぶりに、英語なぞを始めてみた。

と、英語話は少し横に置いて、フランスの求職活動について。

私が常に思うのは、就職も出会いであるということ。

自分の能力と求めるもの、会社の求めるものが一致して初めて就職につながる。

これがアンバランスであれば、当然、就職には結びつかない。

アピール方法の良し悪しは多少有ると思うが、基本は両者の求めるものが一致すること。

日本人がフランスで仕事を見つけるには、日本人であることを活かすか、フランス人並みの資格を持つこと。

同じ資格、能力の外国人とフランス人がいた場合、大抵の場合、フランス人の方が有利。

その面から、日本(外国)人であることに付加価値を置ける求人の方が、就職につながる確立はUPする。

手に職があれば強いが、そうでなくても、何かしらアピールできるものをもっていること。

アピールの第一歩は、履歴書と志望動機書。

もちろんメールで送付する場合は、メール本文も。

個人的には、ミスをしないこと、シンプルで読みやすいレイアウトであること、に気を付けている。

人事のスペシャリストでもなんでもないけど、過去に何件か候補者の選択をした感想からすると、履歴書や志望動機書には人柄がでている。

使い回しっぽいものや、本人が書いてなさそうなものなど、なんとなく分かる。

履歴書は、求人内容に合わせて、内容を見直し、手直しを入れる。

そしてもちろん、『読んでもらうこと』を前提に書くこと。

あとは、まめに求人情報をチェックし、出会いのチャンスをUPする。

求職中であることを回りにアピールしておくことも、情報を得るチャンスを広げてくれる。

そして何より、条件の合う求人を、焦らず根気よく探し続ける。

正攻法だけど、これしかないんだな。

以下、求職活動お役立ちサイトのメジャーどころをご紹介。

この他にも、日本、フランスのサイトで、フランスの日本人向け求人がちょこちょこあるので、Googleなどにキーワードを入れて探すのもあり。

OVNI
言わずもがな、求職情報が満載。
紙版よりもインターネットの方が、更新が早いようです。

フランスニュースダイジェスト
こちらも王道。
ここ数年、圧倒的にOVNIより件数が少ないよう。

在仏日本商工会議所
件数は少ないけど、専門的なポストの求人率が高い。

Monster.fr
フランスのメジャー求人サイト。

POLE EMPLOI
フランス版ハローワーク。
極々たまーに日本人ポストがある。

この記事について

このページは、こたるが17 janvier 2011 22h32に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「ソルド!」です。

次の記事は「豚挽肉」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

Powered by Movable Type 6.0.3