La Soufrière 

海の次は山、ということで、グアドループの活火山La Souffrièreへ。

1467mの山頂までは、ハイキングコースが整備されていて比較的容易にアクセス可能。

といっても岩場や滑りやすい場所も沢山あるので、サンダルなんかではなく、しっかりした靴を履いた方が良い。

また、山特有のコロコロ変わり易い天気で、急に雨が降ったり気温が下がったりしたとおもえば、ものの5分でまた暑くなったり。

薄手の長袖の服と、濡れて壊れそうなものをいれておくビニール袋か防水バックがあるとベター。

ちなみに、快晴で山頂から沿岸の島々が見渡せるのは年に15日くらいしかないそうな。

山頂から中腹にかけてがすっぽり雲に覆われていたら、道中雨ばっかりなので、登山を中止した方がよいとのこと。

アクセス方法は、標高950mにあるLea Bains Jaunesという所からスタート。

ここに辿り着くまでも、一応舗装はされているものの、木の生い茂った急な山道を車で進んでいく。

馬力のないレンタカーで、えっちらほっちら登っていく。

駐車場は無料だけど10台ちょっとくらいしか停めれないので、大半の車は、細い道路の路肩に延々と列を連ねて駐車している。

標高1142mにあるSavane à Muletsに立派な駐車場があるけど、2004年の地震で駐車場に向かう山道が通行止めなので車でのアクセスは不可能。

現在は、Lea Bains Jaunesまで車で行き、そこから登るのが定番のアクセスとなっている。

ここからはSouffrièreの山頂以外にも、沢山のハイキングコースがある。

最初はジャングルのようで、湿気が多く蒸し暑いけど、遊歩道が整備されていているので、かなり容易にハイキングできる。

そこを抜けると、突然アスファルトの道になったと思ったら、Savane à Muletsに到着。

その先もハイキングコースを歩けば安全だけど、足場が少し悪く、天気も変わり易くなる。

頂上までの道すがら、色々な風景を楽しむ事ができる。

植物や風景が色々な表情をみせてくれてとても面白い。

びっくりするくらい生き生きして瑞々しい、観葉植物と呼ばれるものが、野生に生い茂っている。

どの植物も色が濃く、疲れたら周りを見渡してみる、っていうのんびりしたスピードで楽しくハイキングできた。


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登り始めは、晴天で暑いくらいで、見渡す眺めも最高。


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少しずつ標高が上がるにつれて、植物の雰囲気が変わってくる。


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山頂のクレーターは近くは、風が強く、霧が流れているので湿気が多い。


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そこで生き生きしているのはコケ系の植物。


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活火山なので、硫黄分を含んだガスがモクモクと排出されている。


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場所によっては、ガスのせいで目が痛いくらい。


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下山した頃には、再び晴れ間が広がり、暑い!


この記事について

このページは、こたるが11 juin 2012 23h14に書いた記事です。

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