Château de Vaux le Vicomte

メーデーの今日は、フランスでは本気の祝日。

この日ばかりは、さすがのパリ圏もあらゆるお店が閉まっている。

天気予報では雨といわれていたけど、意外といい天気。

ということで、車をちょいと走らせて、ヴォー・ル・ビコント城までお出かけしてみた。

ルイ14世の財務長官ニコラ・フーケが贅を尽くして築いたお城。

フーケの絶頂と転落を体現したお城は、ココジンマリしたお城と気持ちのいい庭園。

私有のお城というだけあって、保存、修復が追い付いていない部分が見えつつも、それはそれで時間の流れを感じさせてくれる。

そして、国有のものにはない面白いイベントが色々。

例えば、5月から9月の毎週土曜日は、本物のろうそくを城内や庭園にともし、キャンドルライトの元で見て回ることができる。

古の雰囲気を味わえるこんな機会は、めったにないのでは。

また、庭園のテラスでディナーがとれたりと、他ではない楽しみ方を提案してくれるのが素晴らしい。

今度は、もっと夏になってから、キャンドルライトにともされたお城を見に行きたい。



ヴォールヴィコント1
庭園側から見たお城は、ドームの形が印象的。


ヴォールヴィコント2
天気の良い日は最高に気持ちいい庭園。
それ程大きくは見えないのに、軽く一周で約4キロ程はある。


ヴォールヴィコント3
中央には王冠、その周りにはイカツイお魚。
噴水はもう少し先にならないと始まらないよう。


ヴォールヴィコント4
大運河の脇のマロニエ並木。


ヴォールヴィコント5
お城の真正面にあるエルキュール像。
運河を半周しないと辿りつかない。


Château de Vaux le Vicomte
77950 Maincy
開園時間
3月末から11月初め迄毎日10時から18時
5月から10月初めまでの毎週土曜はキャンドルライト20時から24時
(20時前に入園可、最終入園は23時まで)

入園料

8ユーロ(庭園のみ) 14/17*ユーロ(城1階+庭園) 16/19*ユーロ(城全て+庭園)
*夜のキャンドルライトの場合

この記事について

このページは、こたるが 1 mai 2010 22h43に書いた記事です。

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