結婚式

フランスの結婚式、日本に比べて長いというのはよく言われること。

市役所での式自体は30分程だけど、その後が長いのだ。

披露宴はディナーが夜12時位まで続き、その後はダンスなんかのお祭り騒ぎ。

これが、延々と続き、すっご~く長いと日の出の頃まで続くそう。

朝から準備のスタートする新郎新婦にとっては、確かに長い一日。

我々は、まずは10時半に美容室に行きヘアーセット。

といっても、相方は5分もかからず終了。

それに対して私は予定を1時間弱オーバーして2時間近くかかった(==;)

この遅刻のおかげで、嵐のようなスケジュールがスタートした。

12時過ぎにホテル着→ランチ→着替え、1時半には写真撮影に出発する予定だった。

が、ホテルについたのが、すでに1時過ぎ。

ランチをとる時間がないので、頼んでもらっていたサンドイッチを大急ぎで頬張る。

それから、大急ぎでメイク&ドレスの着付け。

証人のO氏に手伝ってもらい、大急ぎで変身。

いやぁ、前日に予行演習しておいて、良かったよね、ホント(^^;)

この間、他の人たちは車を飾ったりしてスタンバイ。

ようやく花嫁が登場して、寒空の下、いざ写真撮影へ。

ほんと、この日は前日翌日の天気が嘘のように綺麗な青空!

写真撮影にはもってこい!だが、さ~む~いぃぃぃ~。

なんせ、花嫁はノースリーブのドレスにショールのみ。

寒さに震えながら、ドレスの裾を持って公園をカツカツ歩く花嫁は注目の的。

ま、みんな笑顔で見守ってくれるから、こちらも笑顔になるんですな。

寒さで笑顔が強張ったりしても(笑)。

結婚式の時間が迫ってきたので、写真撮影を切り上げて市役所へ移動。

招待客は既に到着していたので、そこから挨拶大合戦。

時間が近くなると、市役所の人の呼び声で、いよいよ式場へ入場。

結婚式は、笑いも交えて和やかに進行。

副市長さんの人柄もあって、アットホームに楽しく式をすることができた。

式の後は、市役所で写真撮影。

ホテルに戻って、ホテルの庭でさらに写真。

いやぁ、こんなに写真を撮られるのは、人生で最初で最後だろうな(笑)。

屋外の写真撮影が終了したら、念願の暖か~い屋内へ。

ホッと一息ついた後は、Vin d'honneur(カクテルパーティー)のスタート。

カナッペやシャンパンなどを片手に、お喋りタイムと言った感じ。

その後、夜8時頃からなが~いディナーが始まる。

Vin d'honneurからパーティーの最後まで、DJさんが音楽を流しつつ進行も担当。

サービスの間なんかにちょっとしたゲームなんかもしてくれる。

そんな訳で、おしゃべりをしつつ食事、合間にゲームや祝辞なんかを交えて和やかに進行。

クロカンブッシュ(ウエディングケーキ)に入刀する頃には、既に日にちが変わっていた。

それから、さらにダンスタイムが続いて、お開きになったのは3時半すぎ。

部屋に戻ってウエディングドレスを脱いだら、グッタリ溶けてしまいそうだった。

ホントに長くて、でもあっという間に過ぎた一日。

皆の笑顔に囲まれて、素敵な一日を過ごせて感謝です。

この記事について

このページは、こたるが 6 novembre 2008 22h36に書いた記事です。

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